鴨川市議会 > 1997-03-10 >
旧鴨川市 平成 9年第 1回定例会−03月10日-目次
旧鴨川市 平成 9年第 1回定例会−03月10日-01号

  • "江見地域"(/)
ツイート シェア
  1. 鴨川市議会 1997-03-10
    旧鴨川市 平成 9年第 1回定例会−03月10日-01号


    取得元: 鴨川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-01
    旧鴨川市 平成 9年第 1回定例会−03月10日-01号旧鴨川市 平成 9年第 1回定例会                   平成9年第1回               鴨川市議会定例会会議録(第1号) 1.招集年月日 平成9年3月10日(月曜日) 1.招集の場所 鴨川市議会議場 1.出席議員 22名   1番 石 渡 清 実 君  2番 渡 辺 訓 秀 君  3番 渡 邉 隆 俊 君   4番 小 柴 克 己 君  5番 田 村 忠 男 君  6番 嶋 野   實 君   7番 野 中   昭 君  8番 川 上 政 夫 君  9番 飯 田 哲 夫 君   10番 谷   一 浩 君  11番 鈴 木 美智子 君  12番 刈 込 勝 利 君   13番 鈴 木 正 明 君  14番 川 井 健 司 君  15番 阿 部   満 君   16番 山 口 英 二 君  17番 川 崎 利 夫 君  18番 曽我辺 良 次 君   19番 高 梨 政 道 君  20番 高 梨 喜三郎 君  21番 川 名 義 夫 君   22番 四 宮 泰 雄 君 1.欠席議員   なし 1.地方自治法第121条の規定により出席した者の職氏名  市長        本 多 利 夫 君   助役        室 田 章 隆 君
     収入役       高 松 幹 男 君   教育長       吉 田 幸 昌 君  水道事業管理者水道局長           秘書課長      満 田   稔 君            速 水 伸 雄 君  企画振興課長    古 市 一 雄 君   総務課長      西 宮 秀 夫 君  財政課長      高 橋 行 雄 君   農林水産課長    高 柳 邦 雄 君  建設課長      松 本 恭 一 君   商工観光課長    嶋 津 三 郎 君  環境課長      遠 藤 利 夫 君   保険年金課長    石 井 良 廣 君  国保病院事務長   鈴 木   勉 君   国民宿舎望洋荘支配人山 田 政 孝 君  太海フラワー磯釣センター所長        水道局業務課長   石 井   宏 君            松 本 政 雄 君  教育委員会委員長  鈴 木   誠 君   学校給食センター所長鈴 木 守 順 君  代表監査委員    相 川 喜 一 君 1.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名  事務局長      塚 越 敏 夫     主幹        石 田 正 孝  主任主事      牛 村 隆 一     主事補       野 尻 優 子 ─────────────────── 〇 ──────────────────── △開会  平成9年3月10日 午前10時00分開会 ○議長(曽我辺良次君) 皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員は全員であります。よって、平成9年第1回鴨川市議会定例会は成立いたしましたので、開会いたします。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── △開議  平成9年3月10日 午前10時01分開議 ○議長(曽我辺良次君) これより本日の会議を開きます。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── △議事日程 ○議長(曽我辺良次君) 本日の日程は、あらかじめお手元に配付いたしました印刷物のとおりでありますので、これによりご了承願います。 1.議 事 日 程  日程第1       会議録署名議員の指名  日程第2       会期の決定  日程第3       副議長の選挙  日程第4       諸般の報告  日程第5       市長の施政方針並びに議案第1号ないし議案第  上程・説明             27号の上程(市長の提案理由の説明)       議案第1号 鴨川市行政財産使用料条例の制定について    補足説明       議案第2号 鴨川オーシャンパークの設置及び管理に関する    〃             条例の制定について       議案第3号 鴨川市行政手続条例の施行に伴う関係条例の整    〃             備に関する条例の制定について       議案第4号 鴨川市税条例の一部を改正する条例の制定につ    〃             いて       議案第5号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁    〃             償に関する条例の一部を改正する条例の制定に             ついて       議案第6号 鴨川市手数料条例等の一部を改正する条例の制    〃             定について       議案第7号 鴨川市漁港管理条例の一部を改正する条例の制    〃             定について       議案第8号 鴨川市太海フラワー磯釣センター事業の設置に    〃             関する条例の一部を改正する条例の制定につい             て       議案第9号 鴨川市・和田町環境衛生組合規約の変更に関す    〃             る協議について       議案第10号 市道路線の廃止について              〃       議案第11号 市道路線の認定について              〃       議案第12号 平成8年度鴨川市一般会計補正予算(第5号)    〃       議案第13号 平成8年度鴨川市学校給食センター特別会計補    〃             正予算(第2号)       議案第14号 平成8年度鴨川市国民健康保険特別会計補正予    〃             算(第3号)       議案第15号 平成8年度鴨川市老人保健特別会計補正予算     〃             (第2号)       議案第16号 平成8年度鴨川市水道事業会計補正予算(第2    〃             号)       議案第17号 平成8年度鴨川市国民宿舎事業会計補正予算     〃             (第1号)       議案第18号 平成8年度鴨川市病院事業会計補正予算(第1    〃             号)       議案第19号 平成8年度鴨川市太海フラワー磯釣センター     〃             事業会計補正予算(第1号)       議案第20号 平成9年度鴨川市一般会計予算           〃       議案第21号 平成9年度鴨川市学校給食センター特別会計     〃             予算       議案第22号 平成9年度鴨川市国民健康保険特別会計予算   補足説明       議案第23号 平成9年度鴨川市老人保健特別会計予算       〃       議案第24号 平成9年度鴨川市水道事業会計予算         〃       議案第25号 平成9年度鴨川市国民宿舎事業会計予算       〃       議案第26号 平成9年度鴨川市病院事業会計予算         〃       議案第27号 平成9年度鴨川市太海フラワー磯釣センター事    〃             業会計予算  日程第6 陳情第9号 『児童福祉法「改正」にかかわる意見書』の提 上程・委員会付託             出に関する陳情書  日程第7 陳情第10号 千葉地方法務局鴨川出張所存続に関する陳情書    〃  日程第8 陳情第11号 老人医療の入院給食費助成に関する陳情書      〃  日程第9 陳情第12号 医療保険制度「改正」に反対する意見書提出を    〃             求める陳情書  日程第10 陳情第13号 国民の願いにこたえる公的介護保障制度の早期    〃             確立を求める陳情書  日程第11 陳情第14号 敬老自治体宣言に関する陳情書           〃  日程第12 陳情第15号 「老人保健福祉計画」の拡充に関する陳情書     〃  日程第13       休会の件
    ─────────────────── 〇 ──────────────────── △会議録署名議員の指名 ○議長(曽我辺良次君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は会議規則第81条の規定により、議長において、高梨喜三郎君、川名義夫君、四宮泰雄君を指名いたします。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── △会期の決定 ○議長(曽我辺良次君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。今定例会の会期は、あらかじめお手元に配付いたしました会期日程表案のとおり、本日から3月28日までの19日間ということであります。これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(曽我辺良次君) ご異議なしと認めます。よって、会期は19日間と決定いたしました。             平成9年第1回鴨川市議会定例会会期日程表                            ┌自  3月10日    ┐                            │        19日間│                            └至  3月28日    ┘ ┏━━━┯━━━━┯━┯━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃会 期│月  日│曜│開議時刻│       日       程        ┃ ┠───┼────┼─┼────┼────────────────────────┨ ┃   │    │ │    │開会会議録署名議員の指名。会期の決定。副議長の┃ ┃第1日│3月10日│月│午前10時│選挙。諸般の報告。市長の施政方針並びに議案の上程┃ ┃   │    │ │    │(提案理由の説明、議案の補足説明)。陳情の上程・┃ ┃   │    │ │    │常任委員会付託。                ┃ ┠───┼────┼─┼────┼────────────────────────┨ ┃第2日│3月11日│火│    │休  会(議案審査のため)           ┃ ┠───┼────┼─┼────┼────────────────────────┨ ┃第3日│3月12日│水│    │休  会(議案審査のため)           ┃ ┠───┼────┼─┼────┼────────────────────────┨ ┃第4日│3月13日│木│午前10時│行政一般質問。                 ┃ ┠───┼────┼─┼────┼────────────────────────┨ ┃   │    │ │    │議案に対する質疑。常任委員会付託。       ┃ ┃第5日│3月14日│金│午後1時│(ただし、議案第9号及び議案第12号ないし議案第┃ ┃   │    │ │ 30分│ 19号の9件については、討論・採決の予定)  ┃ ┠───┼────┼─┼────┼────────────────────────┨ ┃第6日│3月15日│土│    │休  会                    ┃ ┠───┼────┼─┼────┼────────────────────────┨ ┃第7日│3月16日│日│    │休  会                    ┃ ┠───┼────┼─┼────┼────────────────────────┨ ┃   │    │ │    │議案に対する質疑。常任委員会付託。       ┃ ┃第8日│3月17日│月│午前10時│(ただし、議案第9号及び議案第12号ないし議案第┃ ┃   │    │ │    │ 19号の9件については、討論・採決の予定)  ┃ ┠───┼────┼─┼────┼────────────────────────┨ ┃   │    │ │    │議案に対する質疑。常任委員会付託。       ┃ ┃第9日│3月18日│火│午前10時│(ただし、議案第9号及び議案第12号ないし議案第┃ ┃   │    │ │    │ 19号の9件については、討論・採決の予定)  ┃ ┠───┼────┼─┼────┼────────────────────────┨ ┃第10日│3月19日│水│    │休  会(議案審査のため)           ┃ ┠───┼────┼─┼────┼────────────────────────┨ ┃第11日│3月20日│木│    │休  会(春分の日)              ┃ ┠───┼────┼─┼────┼────────────────────────┨ ┃第12日│3月21日│金│午前10時│休  会(文教厚生常任委員会)         ┃ ┠───┼────┼─┼────┼────────────────────────┨ ┃第13日│3月22日│土│    │休  会                    ┃ ┠───┼────┼─┼────┼────────────────────────┨ ┃第14日│3月23日│日│    │休  会                    ┃ ┠───┼────┼─┼────┼────────────────────────┨ ┃第15日│3月24日│月│午前10時│休  会(建設経済常任委員会)         ┃ ┠───┼────┼─┼────┼────────────────────────┨ ┃第16日│3月25日│火│午前10時│休  会(総務常任員委員会)          ┃ ┠───┼────┼─┼────┼────────────────────────┨ ┃第17日│3月26日│水│    │休  会(委員長報告書作成のため)       ┃ ┠───┼────┼─┼────┼────────────────────────┨ ┃第18日│3月27日│木│    │休  会(委員長報告書作成のため)       ┃ ┠───┼────┼─┼────┼────────────────────────┨ ┃第19日│3月28日│金│午前10時│ 各常任委員長報告。報告者に対する質疑。討論。採┃ ┃   │    │ │    │決。閉会。                   ┃ ┗━━━┷━━━━┷━┷━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ○議長(曽我辺良次君) この際申し上げます。去る3月4日、山口英二君から一身上の都合により副議長の辞職願いが提出されました。地方自治法第108条の規定により、3月6日、これを許可いたしましたので、会議規則第139条第3項の規定により報告いたします。  暫時休憩いたします。                午前10時02分 休憩 ─────────────────── 〇 ────────────────────                午前10時24分 開議 △副議長の選挙 ○議長(曽我辺良次君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第3、これより副議長の選挙を行います。  お諮りいたします。副議長の選挙は投票により行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(曽我辺良次君) ご異議なしと認め、選挙の方法は投票により行うことに決しました。議場の閉鎖を命じます。                   (議場閉鎖) ○議長(曽我辺良次君) ただいまの出席議員は22名であります。  次に、立会人を指名いたします。会議規則第31条第2項の規定により、立会人に野中昭君、川上政夫君、飯田哲夫君を指名いたします。  投票用紙を配付いたさせます。                  (投票用紙配付) ○議長(曽我辺良次君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。              (「ありません」と呼ぶ者あり) ○議長(曽我辺良次君) 配付漏れなしと認めます。  次に、事務局職員により、投票箱を点検いたさせます。                  (投票箱の点検) ○議長(曽我辺良次君) 異常なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名とし、白票及び按分票については無効として取り扱いますので、申し添えます。また、当選人を決めるについては、法定得票数を上回る最多得票数が同数のときは、くじで決定いたします。  それでは、ただいまから投票を行います。事務局職員が議席番号と氏名を呼び上げますので、順次投票を願います。             (事務局職員の呼び名により順次投票)
    ○議長(曽我辺良次君) 投票漏れはありませんか。              (「ありません」と呼ぶ者あり) ○議長(曽我辺良次君) 投票漏れなしと認めます。よって、投票を終了いたします。  これより、開票を行います。野中昭君、川上政夫君、飯田哲夫君、開票の立ち会い人をお願いいたします。                 (立会人立ち会い)                 ( 開票・計算 ) ○議長(曽我辺良次君) 選挙の結果を報告いたします。投票総数22票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。そのうち有効投票22票、有効投票中、四宮泰雄君11票、嶋野實君7票、高梨政道君2票、川崎利夫君1票、阿部満君1票、以上のとおりであります。この選挙の法定得票数は6票であります。よって、四宮泰雄君が副議長に当選されました。  議場の閉鎖を解きます。                   (議場開鎖) ○議長(曽我辺良次君) ただいま副議長に当選されました四宮泰雄君が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により、告知いたします。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── △四宮泰雄君就任あいさつ ○議長(曽我辺良次君) 続いて、副議長に当選されました四宮泰雄君をご紹介いたします。四宮泰雄君は登壇にて、ごあいさつをお願いいたします。               (当選人 四宮泰雄君登壇) ◆当選人(四宮泰雄君) このたびは前任の副議長さんが一身上の都合で退職されることになりまして、推薦をいたしました我々にとりましても極めて沈痛な思いであり、またご本人の心情を思うときに痛恨の思いがあろうと、深く拝察をいたしておるところであります。こうした中で残された任期の1年間を、私に再登板せよという、ただいまご命令をちょうだいしたところでございますけれども、こうした諸般の情勢の中で私の心境もかつまた非常に複雑な思いがあるところでございますので、ご賢察のほどをお願いをいたしたいと思っております。  いずれいたしましても、本市はご案内のように、ただいま21世紀へ向けて新しいまちづくり、豊かな、そして過疎化現象に何とか歯どめをかけられる施策をしてまいりたいということで、もろもろの施策をただいま展開中でございます。こうした極めて大切な時期に、議会が果たすべき役割というものも、また大変に重いものがあろう、このように考えておるところでございます。議会と執行部の調整役として、かつまた議長の補佐役としての最大限の努力をしてまいりたいと、このように考えておるところでございます。  何せ、得ざるところも多かろうと存じますけれども、どうぞ皆様方のご指導、ご鞭撻をお願いいたしまして、この役を果たしてまいりたいと存じておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと存じております。  大変簡単で恐縮でございますけれども、心情の一端を述べさせていただきまして、ごあいさつにかえさせていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。(拍手) ─────────────────── 〇 ──────────────────── △諸般の報告 ○議長(曽我辺良次君) 日程第4、諸般の報告をいたします。  監査委員から平成8年11月分、12月分、平成9年1月分の一般会計、特別会計並びに企業会計の現金出納検査の結果報告、定期監査の結果報告がありました。  次に、平成8年第4回定例会において可決いたしました議員提出議案第8号 法務局職員の増員に関する意見書については、議長名をもって関係行政庁に提出いたしましたので、ご報告いたします。  次に、「国民の祝日に関する法律」の改正の実現についてのお願い、消費税率の引き上げ中止の決議を要望する陳情書、以上2件については郵送にて提出がありました。お手元に配付の印刷物によりご了承願います。  次に、本定例会の議案審議のため、地方自治法第121条の規定による出席要求に対し、市長以下関係者の出席報告がありましたので、ご了承願います。  続いて、議案の受理について報告いたします。本日、市長から議案の送付があり、これを受理いたしましたので、ご報告いたします。  以上で諸般の報告を終わります。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── △市長の施政方針並びに議案の上程・説明 ○議長(曽我辺良次君) 日程第5、市長の施政方針並びに議案第1号ないし議案第27号の計27件を一括議題として、提案理由の説明を求めます。市長、本多利夫君。                (市長 本多利夫君登壇) ◎市長(本多利夫君) 皆さん、おはようございます。平成9年第1回鴨川市議会定例会を招集させていただきまして、本日は早朝よりご苦労さまでございます。  ただいま議長さんより、平成9年度に当たりましての施政方針並びに提案理由の説明についてご指名をいただきましたので、申し述べさせていただきます。  その前にただいま副議長選挙が行われたわけでございまして、四宮泰雄議員さんが副議長にご推挙されました。どうぞひとつ一層のまたお力添えを賜りますよう、心からお願いを申し上げる次第であります。  それでは、平成9年度を迎えるに当たりましての施政方針を申し述べさせていただきます。今日、ご案内のように情報システムの飛躍的発展に加えまして、東西対立の終えんによって世界は急速に一体化し、人、物、資金、そして情報が自由に移動するボーダーレス社会に変貌を遂げつつございます。世界的に貿易と投資の規制緩和や自由化の流れが進む中にありまして、世界経済をリードする米国は、好景気と企業競争力の強化等により、過去4年間で 1,100万人の新規雇用を創出していることなどを背景に、内政中心から外交中心へと積極的に転じる気配が強く、また欧州経済の中核を担うドイツにございましては、マルク高の是正と金融緩和により経済の回復過程に入っておりますことから、欧州全体に景気の拡大をもたらすものと見られております。さらに東アジア、東南アジアにおきましては、拡大のテンポに鈍化の兆しが見られるものの、依然として高水準の成長が続き、特に中国におきましては斬新的な外資導入や規制緩和による国内消費の高まりや輸出増に加えまして、来る7月の香港の返還によりまして、成長が一層加速されていくものと推測されておるところであります。  一方、こうした先進各国、近隣諸国に比較いたしまして、我が国は急速な人口の高齢化の進展や国家財政の危機的状況、さらには産業の空洞化など対応いかんでは世界の趨勢から取り残されかねない喫緊の課題が山積みしておる状況にあるところであります。このため政府は、適切かつ機動的な経済運営を行い、自立的な景気回復を実現し、経済全体の効率性と柔軟性を高め、国民一人一人が将来に夢と目標を抱き、創造性とチャレンジ精神を存分に発揮できる社会の実現構築を目指し、地方分権も含めた行政改革、日本版ビックバンと言われる経済構造及び金融システム改革、また根本的な社会保障構造改革、そして国債依存体質からの脱却を目指す財政構造改革、さらに将来を見据えた教育改革の、いわゆる6つの改革を最重点課題に位置づけ、断行していくことといたしておるところであります。  中でも我が国経済の回復、発展に欠かせない経済構造改革につきましては、既にできるものから実施に移されておるところでございまして、民間需要を中心とした自律的回復と相まって、幸い今のところ持続的成長への途が開かれ、この結果、平成9年度におきます我が国経済は実質国内総生産では 1.9%程度、また名目国内総生産では 3.1%の成長が見込まれておるところでございまして、こうした背景のもと政府は国の平成9年度一般会計予算を対前年度比 3.0%増の77兆 3,900億円と定め、今通常国会に提出をいたしておるところであります。しかしながら、消費税率の引き上げ並びに特別減税の打ち切りによる5兆円の税の収増に負うところが大きく、歳出のうち政策経費であります一般歳出ベースでは43兆 8,067億円と、 1.5%の伸びにとどまっておるところでもございます。  また、地方財政計画にありましては、前年度比 2.1%増の総額87兆 500億円が示されまして、このうち社会資本整備に重点配備される地方単独事業費は、昨年度とほぼ同額の20兆 1,000億円と相なっておるところでございまして、国、地方を通じ、依然として低水準の伸びで推移しておる状況でございます。ちなみに、千葉県の平成9年度一般会計予算につきましては、総額1兆 6,392億 700万円、前年度対比 7.8%の増をもって編成されておるところでもございます。しかしながら、新年度からの地方消費税分が県税として一時的にプールされるため、実質的な伸び率は 2.2%と、このように試算されておるようでございまして、実質的には通年型緊縮予算であると伺っておるところでございます。  こうした中にあって、本市の財政状況及び平成9年度の予算を総括いたしますと、景気回復の基調に力強さが欠けることもあり、歳入にありましては市税や地方交付税に多くを期待できないこと、また財政調整基金、減債基金残高、ともに残高が非常に厳しい状況にあることに加え、歳出におきましても人件費や公債費、物件費などの経常的経費も増加、増高傾向にあり、長引く景気低迷と相まって、依然として厳しい状況にあるところでございます。  したがいまして、平成9年度の予算編成に当たりましては、今次5か年計画事業の着実な進捗に努めることを基本としつつ、将来の財政運営を十分に視野に入れながら、かつ本市行革大綱の理念の基づき、従来にも増して経常的経費の節減や既存の制度、施策の徹底した見直し、合理化を図るとともに、投資効果、緊急度を十分勘案し、優先順位の厳しい選択を行うなど、市民福祉の向上や市民の期待を極力施策に反映するよう努めさせていただくなど、健全財政の確保を基本に、通年型予算として編成をさせていただいたところでございます。  なお、歳出の裏づけとなる歳入につきましては、可能な限り財源の確保に努める観点から、国県支出金の導入に最大限の努力をさせていただいたところでもございます。  以上、その結果といたしまして、一般会計は前年度比 1.2%増の 104億 3,741万円と、平成8年度に引き続き緊縮型予算と相なった次第でございます。また、3つの特別会計につきましては総額58億 8,696万 4,000円でございまして、前年度比 8.0%の増、また4つの企業会計の総額は46億 9,420万 8,000円で、水道企業の拡張事業費の減により、前年度比32.0%と大幅な減と相なりましたけれども、以上、全8会計の総額 210億 1,858万 2,000円をもって平成9年度の鴨川市政を運営してまいりたいと存じておるところでございます。  ちなみに、全会計ベースで見た場合、マイナス 7.3%と相なりましたけれども、平成9年度におきましても景気の急激な回復は望めないところでございまして、各予算の執行に当たりましては、経常経費節減の一層の徹底を図るとともに、財源の有効配分に努めながら、従前以上の市民サービスの向上に相努めさせていただきたいと存じておるところでございます。  次に、2点目は本市の行政改革であります。行政が果たすべき機能、役割を見極めるとともに、市民が真に求めるサービスを最小の費用で提供でき得る行政体制、また同時に市の活力ある発展のための経済社会の変化に柔軟に対応でき得る行政体制をつくり上げていくことが、行政改革の目的であると認識をしておるところでございまして、こういうことで昨年から本市の行革に取り組まさせていただいておりますけれども、本年度も重要課題の一つとして引き続き精力的に邁進する所存でございますので、なお一層の議会の皆さんのご支援、ご協力を賜りたいと存じております。  折しも国におきましては、地方分権推進委員会の第1次勧告に基づき、機関委任事務の廃止や地方に対する国の関与の見直しを図っておるところでございまして、これを通じ明治以来の国と地方の関係と言われております上下主従の関係から対等協力の関係を構築し、憲法第92条の地方自治の本旨に基づき、自治体の自己決定権の実現、確立に向けての研究、検討が加えられております。しかしながら、いわゆる地方受皿論を待つまでもなく、地方サイドといたしましては、同時に時代の変化に的確に対応するためにも、みずから行政改革を積極的に推進していくとともに、そして何よりも行政マンとして真に地域の発展を願い、発揚する有能な職員人材養成を図っていくことが、その根幹の一つと相なるわけでございます。  本市はこのたび、その一環として職員の勤務評定に関する要綱を策定し、全職員に周知をいたしたところでございます。本制度の趣旨は、公務能率のさらなる向上を図り、もって市民福祉サービスの一層の向上に寄与するという、所期の目的達成を図るものでございまして、職員のモラールの向上とよりよい人材の育成に努め、もって市民の皆様の立場に立った総合的な政策の展開のための人的基盤づくりを図ってまいりいたと、このように存じておりますので、ぜひ議会の皆様のご理解と、そしてまたご協力を賜りますよう、心からお願いを申し上げる次第でございます。  次に、3点目といたしまして、新時代に向けましての基盤づくりについて申し述べさせていただきたいと存じます。夢のかけ橋と言われた東京湾横断道路もいよいよ開通を間近に控え、また東関東自動車道の整備も着実に進展し、さらに本市の北に隣接するかずさアカデミアパークでは、DNA研究所に続いて去る2月にはアカデミアセンターがオープンするなど、国、県の大規模プロジェクトが順調に進展をいたしておるところであります。ご高承のとおり東京湾横断道路は全長約15キロで、橋とトンネルが組み合わされた構造物としては、世界最大規模と言われておりますけれども、この開通によりまして千葉県のみならず首都圏交通、そして東西の国土幹線軸がつながることもさることながら、何よりも私ども地域の発展にとりまして、極めて大きなインパクトになるものと期待をいたしておるところでもございます。  また、千葉県のリゾート整備構想にあっては、本市はコンベンションリゾートを標榜し、南地域の迎賓館として 2,000人の人が一堂に集まることのできる県によるコンベンションホールの建設も決定を見ておるところでございまして、国道128号や410号を含む一連の広域交通網の整備と相まって、21世紀初頭には首都圏におけるこのエリアの存在価値は格段に高まるものと、このように確信をいたしておるところでございます。  こうした中にあって、本市といたしましては、その受け皿といたしまして太海多目的公益用地、フィッシャリーナ並びにリフレッシュビレッジ事業を本市の三角構想、いわゆるトライアングル構想としてとらえ、この整備推進が21世紀での開花に向けて極めて重要なことと、深く認識をいたしておりまして、これらの事業をぜひ責任を持って成し遂げてまいりたいと、このように存じておるところでございます。  一方、これらの事業の推進はもとより、地域のバックボーンとしての最大の資源であり、かつ貴重な財産であります美しい自然と歴史に培われた伝統文化を後世に引き継ぐことも、また行政に課せられた責務でございまして、自然との共生、自然環境の保全にも努力を傾注し、各般にわたって調和のとれた豊かさが実感できる快適な環境をリゾート都市づくりに邁進したいと存じておるところでございます。  ちなみにコンベンションホールにつきましては、千葉県におきまして南地域コンベンションホール連絡会議が組織されておりまして、地元鴨川からは助役及び各業界の代表者等が委員として参画をされ、運営方法や建設の規模等について鋭意検討が加えられておると伺っておるところでございます。ちば新時代5か年計画の最終年度あたりに建設されるものと認識をいたしておりますけれども、本職といたしましても、よりよい施設づくりに向け、機会をとらえまして県側に積極的に働きかけていきたいと存じておりますので、議会の皆様方の一層のご支援を賜りたいと存じます。  また、この太海多目的公益用地内には、早稲田大学が教育研究事業を展開することが決定いたしておるところであります。去る2月12日に奥島総長以下、早稲田大学関係者11名の方々に本市にお越しをいただき、斎藤美信千葉県議会議員、また曽我辺市議会議長、並びに山口前副議長の出席のもと、多目的公益用地に関する基本合意書を取り交わさせていただいたところでございまして、さらに同月18日には私が早稲田大学へ赴き、基本合意書に付随する覚書についても取り交わしておるところでございます。早稲田大学側からは常々地域の生涯学習や青少年の健全育成、市民文化の向上に積極的に貢献したいと、こういう申し出もちょうだいをいたしておるところでございまして、今後、協議会、または連絡会のようなものを共同設置させていただきまして、さまざまな交流事業の検討、構築を通じ、幅広い分野での連携効果の波及を促進してまいりたいと、このように考えておるところでもございます。  いずれにいたしましても、早稲田大学という知的資産は、我が国やこの地域の将来を担う次の世代に、はかり知れないインパクトを与えてくれるものと確信をいたしておりまして、今後も綿密に連絡協議を重ね、できるだけ早い時期に通年型セミナーハウスの施設計画並びに教育研究施設計画を提示できますよう、努力してまいりたいと存じておる次第でございます。  さらに、この地域には医療保健福祉系大学院の立地についても検討を重ねておりまして、将来の高齢化に備えて、医療教育者、研究者並びに医療技術従事者の不足が社会問題となっておりますことから、本市の恵まれた先駆的な地域資源等を活用し、活かし、臨床や実践実習を加味した公私協力方式による設立についての調査を今いたしておるところでございます。同時にこれらと合わせまして、本年も引き続き多目的公益用地の価値を高めるための検討、研究を加えてまいりたいと存じておりますので、議会の皆様方におかれましては、ぜひご理解を賜りたいと存じております。  一方、長狭地域におきましては、豊かな自然環境と、のどかな農村風景、さらには地域の文化伝統を活用した、鴨川市リフレッシュビレッジ事業を推進してまいりたいと存じております。既に地域住民の方々によります推進協議会が昨年の10月に設立されておりまして、こうした地域の自主性と活力を尊重させていただきながら、地域特性により即した効果的な事業を展開してまいりいたいと考えておるところでございます。  また、株式会社鴨川マリン開発において事務手続を進めております鴨川漁港利用調整事業、いわゆるフィッシャリーナ事業につきましても長年の懸案事項でございました公有水面埋立事業も、近々にも知事免許を取得できる見通しと相なり、いよいよ埋立着工の具体的準備の段階に至っておるところでございます。  以上、今日、内的にも、また外的にもこの地域の発展に向かって、まさに各種ビッグプロジェクトがいよいよ始動しようとしておりますけれども、とりわけ本市の行います事業につきましては、議会の皆様のご理解、ご協力があったればこそ、今日を迎えることができたわけでございまして、改めて深く感謝申し上げますとともに、今を生きる我々の将来を思う考えが、必ずや将来の評価に耐え得るものと、私は確信いたし、今後も全力を傾注し、職責を全うしてまいりたいと存じておりますので、以前にも増して皆様方の温かいご支援とご協力のほどを心からお願い申し上げまして、私の施政方針にかえさせていただきます。  それでは続きまして、今定例会でご審議を賜ります各議案の提案理由につきまして説明をさせていただきます。  今定例会でご審議をお願いいたします案件は、条例の新規制定2件、条例の一部改正6件、規約の変更1件、市道路線の廃止1件、市道路線の認定1件、補正予算8件、当初予算8件の都合27件でございます。それでは、以下順を追ってご説明を申し上げます。  まず初めに、議案第1号は、鴨川市行政財産使用料条例の制定についてでございます。  本条例は、行政財産をその本来の用途または目的を妨げない限度において使用させる場合における行政財産の使用料を定めるものでございます。条例の主な内容でございますが、行政財産である土地、建物につきましては、評定した価格を基準に、一定の率をもって額を定めるもの、また土地、建物以外の財産につきましても、市長が定める額を基準に定めたいものでございます。さらに、土地や建物の一部使用につきましては、これらの使用料をもとに市長が定めたいものでございます。そのほか電柱等に係る行政財産の使用につきましても、鴨川市道路占用料徴収条例を準用するなど、使用料の基準を定めたいものでございます。  なお、本条例の施行期日といたしましては、市民の皆様方への周知期間をおき、本年10月1日といたしたいものでございます。  続きまして、議案第2号は、鴨川オーシャンパークの設置及び管理に関する条例の制定についてでございます。  ご案内のとおり、この事業は新たな観光拠点づくりと地場産業の振興を図るため、平成7年度、平成8年度の2カ年にわたり建設を進めていただいたところでございます。平成7年度には中心的施設でございます物産館及び附帯施設が完成し、そして平成8年度には千年磯及び漁民広場の工事を実施させていただき、今月末をもって完成する運びと相なりましたので、地方自治法第244条の2、第1項の規定に基づき、本条例の制定をさせていただきたいものでございます。条例の内容といたしましては、前段で施設全体は市が管理することを明定させていただくとともに、利用の禁止、行為の制限等について必要な条項を設けさせていただいております。また、後段では施設のうち許可を得て有料で使用する部分であります物産館2階のレストラン、喫茶室、3階の展示室及び青空市場につきまして許可条件や使用料等を定めるほか、運営委員会の設置につきまして定めさせていただいております。  なお、附則といたしまして、本条例は平成9年4月1日から施行させていただきたいものでございます。  次に、議案第3号は、鴨川市行政手続条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてでございます。  鴨川市行政手続条例につきましては、さきの12月定例議会においてご可決を賜ったところでございますけれども、同条例との整合性を検討いたしましたところ、これを適用させることがそぐわないもの、あるいは同条例の規定内容よりもより手厚い手続を保障する必要があるもの等々、個々の条例において条文の整備が必要なものが出てまいりましたことから、行政手続条例の施行に先立ちまして、合計5つの条例につきまして一括改正をお願いいたすものでございます。  なお、本条例の施行期日は、鴨川市行政手続条例の施行の日からといたしたいものでございます。  次に、議案第4号は、鴨川市税条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。  本議案につきましても、前議案同様、行政手続条例の適用除外措置を講ずるための改正でございまして、本来であれば前議案に加えまして一括でご審議をいただくべきところではございますが、現在、地方税法の一部改正法案が国会において審議されておるところでございまして、これが成立の運びとなりましたならば、今定例会中にも本条例の一部改正が必要となってくるわけでございまして、したがいまして、本条例のみ単独で提案をさせていただいたところであります。  また、施行期日につきましても前議案同様、鴨川市行政手続条例の施行の日からといたしたいものでございます。  なお、現時点では地方税法の一部改正の審議日程等が不透明の状態でありまして、これがはっきりといたしましたならば、その時点で対応させていただきたいと存じておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。  次に、議案第5号は、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。  この条例の内容でございますが、鴨川オーシャンパークの設置及び管理に関する条例の制定に伴い、この運営委員会委員の報酬額を定めさせていただきますとともに、非常勤特別職の勤務形態に対応させるために額の改定等を行うもの2件、そして合わせましてこの機会に職名の字句の整理を20件ほどお願いいたすものでございます。  続きまして、議案第6号は、鴨川市手数料条例等の一部を改正する条例の制定についてでございます。  この改正条例は、手数料等に関する15の条例の一部改正を一括して行うものでございまして、行政改革懇談会の建議並びに本市の行政改革大綱に基づき、所要の改定をお願いいたすとともに、平成9年4月1日からの消費税率の改定に伴いまして消費税分の改定、または従前は未転嫁でございました手数料等への消費税の転嫁を行いたいものでございます。改正の趣旨を総括して申し上げますと、まず1点目に近隣市町村の状況等を勘案し、改定をお願いいたすもの、また2点目として平成元年の消費税導入時に転嫁を見送っておりました一般会計の手数料等に消費税転嫁を行うもの、そして3点目といたしまして消費税導入時に内税として転嫁を行っていた企業会計の手数料等につきましても、消費税率引き上げ分の改定を行うものと、大きくは以上3点に集約をされておるところでございます。また、総合運動施設のサッカー場の設置に伴い、新たにサッカー場の使用料もお願いいたしておるところでございます。  なお、この施行期日につきましては、手数料等により本年4月1日、もしくは本年10月1日といたしたいものでございます。  次に、議案第7号は、鴨川市漁港管理条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。  本条例は、漁港法及び地方自治法の定めに基づき、鴨川市が管理する漁港の維持管理について必要な事項を定めることを目的に、農林水産省で定めております模範漁港管理規程例に準拠して制定させていただいておるところでございますが、このたび平成8年11月22日付で農林水産事務次官から、これらの一部を改正した旨の通知を受けたことによりまして、本条例の一部を改正いたすものでございまして、主なる内容は漁港施設の使用及び占用期間の延長並びに罰則における過料の額を引き上げ、改定するものでございます。また、第13条別表で定めております漁港施設の使用料及び占用料につきまして、市内にございます県営漁港及び近隣市町村との均衡を考慮いたしまして、今回、額の見直し改定をするものでございます。  続きまして、議案第8号は、鴨川市太海フラワー磯釣センター事業の設置に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。  6月にオーシャンパークがオープンの運びとなりましたので、太海フラワー磯釣センター事業として、センター以外の場所においても事業を行うことができる旨の改定を加えるものでございます。オーシャンパーク物産館の経営に当たりましては、企業経営を基本として、健全経営と観光発展に尽くす所存でございます。  次に、議案第9号は、鴨川市・和田町環境衛生組合規約の変更に関する協議についてでございます。  一部事務組合の規約の変更につきましては、地方自治法第286条第1項の規定により、関係自治体間の協議が必要と相なりますけれども、このほど当該組合から、規約の変更に関する協議につき、議会のご承認の要請がございました。その協議の対象となります規約変更の主な内容といたしましては、組合の共同処理する事務といたしまして容器包装リサイクル法の施行に伴う瓶、缶の分別収集に関する事務並びに平成9年度完成予定の一般廃棄物最終処分場の設置及び運営管理に関する事務を新たに加えるとともに、文言整理を行うというものでございます。  次に、議案第10号は、市道路線の廃止についてでございます。  ご案内のように、太海多目的公益用地造成工事が昨年の12月に着工の運びと相なったわけでございますが、この造成計画区域内の幹線道路部分につきましては、建設が予定されております県立コンベンションホールや大学関係施設等への進入路となりますことから、その公共性にかんがみ、市道として位置づけたいものでございます。このため、国道128号から計画区域までの接続進入道路として既に整備済みの市道太海本線の終点を、さらに計画区域内まで延伸すべく、その前提手続といたしまして現在の市道太海本線を一たん廃止をいたすものでございます。  次に、議案第11号は、市道路線の認定についてでございます。  ただいま議案第10号で、一たん廃止をお願いしました市道太海本線につきまして、太海多目的公益用地内の計画幹線道路を市道として位置づけるため、その終点の位置を計画区域の入口から県立コンベンションホール予定地まで延長し、国道128号から新しい終点までを改めて市道として認定をお願いいたすものでございます。  なお、新しく市道となる部分につきましては、太海多目的公益用地にかかわる事業費の負担軽減を少しでも図るため、平成9年度から公共事業として県費補助により工事実施する見通しが立ったところでございますが、その前提条件といたしましても市道認定が必要でありますことから、ご理解を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。  続きまして、議案第12号は、平成8年度鴨川市一般会計補正予算(第5号)でございます。  既定の予算額から歳入歳出それぞれ2億 1,542万 7,000円を減額いたし、予算総額をそれぞれ 110億 138万 2,000円といたしたいものでございます。補正の概要でございますが、歳出では国民健康保険特別会計、老人保健特別会計及び病院事業会計への繰出金、さらには各種基金への積立金等の増額計上のほか、年度末を迎え各種事業費がおおむね確定したことによります事業費の更正、また歳入におきましても同様に、国庫支出金を初め、市債等の事業財源の更正を主体に調製をさせていただきました。  なお、土木費の公共土木災害復旧事業につきましては、諸般の事情により道路災害復旧工事7本、河川災害復旧工事10本の計17本が、年度内竣工が困難な状況となりましたので、地方自治法第213条の規定に基づき、繰越明許をさせていただきたく、よろしくご理解を賜りたくお願いを申し上げます。
     次に、議案第13号は、平成8年度鴨川市学校給食センター特別会計補正予算(第2号)でございます。  既定の予算額より 304万 8,000円を減額し、歳入歳出それぞれ2億 8,202万 6,000円といたすものでございます。内容といたしましては、職員人件費にかかわる更正及び児童、生徒の給食数に変更が生じましたので、その調製によります負担金、一般会計からの繰入金及び給食の賄材料費の減額をお願いいたすものでございます。  続きまして、議案第14号は、平成8年度鴨川市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)でございます。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算に歳入歳出それぞれ 398万 3,000円を追加させていただきまして、予算総額22億 2,711万 9,000円といたしたいものでございます。補正の内容といたしましては、歳入では国民健康保険税の減額と繰入金の追加、また歳出では保険給付費の追加が主なものでございます。  次に、議案第15号は、平成8年度鴨川市老人保健特別会計補正予算(第2号)でございます。  今回の補正は、既定の予算額に歳入歳出それぞれ 2,374万 2,000円を追加し、予算総額を30億 6,997万 2,000円といたしたいものでございます。補正の内容といたしましては、歳入では繰入金、繰越金、諸収入の追加、また歳出では医療諸費の追加でございます。  続きまして、議案第16号 平成8年度鴨川市水道事業会計補正予算(第2号)でございます。  今回の補正は、収益的収支及び業務量の変更によります資本的収支の更正をお願いいたすものでございます。まず、収益的収入でございますが、消費税還付金の減額見込みにより 915万円の減額、また資本的収支についてでございますけれども、収入につきましては負担金は増額を見込み、国県補助金は当初見込みより少ない補助額となりましたために減額、それに伴い出資金につきましても減額をいたすものでございます。企業債につきましては建設改良積立金の取り崩しにより、借入額の減額をお願いし、合わせて2億 2,417万 7,000円の減額でございます。資本的支出につきましては、拡張事業及び建設改良事業の一部を平成9年度以降に先送りさせていただくとともに、平成9年度計画のものを一部、今年度実施させていただきましたが、その結果、2億 6,627万 3,000円の減額と相なりまして、建設中利息の減額と合わせまして2億 7,352万円の減額を予定いたしております。  次に、継続費でございますが、保台ダムの貯水状況から年度内の保台浄水場の総合試運転ができない状況でございますので、それらのものを平成9年度へと送らせていただき、設定年度及び年割額の変更をいたしたいものでございます。  次に、議案第17号は、平成8年度鴨川市国民宿舎事業会計補正予算(第1号)でございます。  今回の補正は、宿泊利用者数で 3.3%、 800人の減、休憩利用者数では 2.2%、 100人の減を予定いたし、収益的収入では 525万 2,000円を減額いたし、2億 764万 4,000円に、また収益的支出といたしましては、職員給与費等の減額並びに備消耗品費、負担金の追加でございまして、営業費用では 454万 9,000円の減額、事業費で2億25万 8,000円といたすものでございます。  続きまして、議案第18号は、平成8年度鴨川市病院事業会計補正予算(第1号)でございます。  補正の内容といたしましては、年間患者数を入院で1万 4,600人に、外来で6万 6,600人に変更いたし、収益的収入支出をそれぞれ 2,546万 7,000円減額し、10億 4,845万 8,000円とさせていただきたいものでございます。事業収益のうち医業収益では、一般会計負担金の増、入院外来収益の減により、差し引き 3,198万 2,000円を減額いたし、医療外収益では、一般会計補助金等の増、県補助金の減により、差し引き 651万 5,000円の追加をお願いいたすものでございます。一方、事業費では、医業費用で 2,569万 3,000円の減額、また医業外費用では22万 6,000円の増額をお願いいたすものでございます。  次に、資本的収入では、県支出金を10万 4,000円減額し、 3,777万 6,000円に、また資本的支出では、建設改良費の施設整備費を 196万 5,000円追加し、 6,392万 8,000円といたすものでございます。  次に、議案第19号は、平成8年度鴨川市太海フラワー磯釣センター事業会計補正予算(第1号)でございます。  4月から12月までの実績を前年同期と比較いたしますと、フラワーセンター利用者数は 4,200人の減、磯釣センターは 1,500人の増、また駐車場利用台数は 1,500台の減でございます。また、事業収益では前年度と比較いたしますと、 343万円減の2億 7,648万円と相なっておりまして、予算面での目標が困難な状況にございますので、今般、補正をお願いいたすものでございます。業務量ではフラワーセンター利用者数を1万 7,500人減の35万 7,500人に、磯釣センター利用者数を 2,700人増の3万 4,700人に、また駐車場利用台数を 3,000台減の8万台に、それぞれ改めさせていただきたいものでございます。また、事業収益は業務量の減少、預金利息の見直し等により 2,278万 7,000円を減額して5億 343万 3,000円に、事業費用では職員給与費、食堂材料費として 2,450万 3,000円減額いたしまして、5億2万 8,000円にそれぞれ改めさせていただきまして、この結果といたしまして税込利益で 340万 5,000円を見込まさせていただいたものでございます。  続きまして、議案第20号は、平成9年度鴨川市一般会計予算についてでございます。  平成9年度は、第6次総合5か年計画の2年次目に当たり、いわば本計画を軌道に乗せ、施策を実現させていくための重要な年であると思慮いたしておるところでございます。昨年度に引き続き大変厳しい財政状況の中にございますけれども、第3次鴨川市基本構想における豊かさを実感できる快適なリゾート都市づくりのスローガンのもと、それを実現していくために5か年事業を念頭に置きつつ、事業の投資効果、緊急性を十分勘案し、編成をさせていただいたところであります。予算規模といたしましては、歳入歳出それぞれ 104億 3,741万円となり、前年度と比較いたしますと額にして1億 2,151万円、率にいたしますと 1.2%の微増となっております。  それでは、予算の概要につきましてご説明申し上げます。  まず、歳入でございますが、一般財源の大宗を占め、本市の基幹的歳入でもございます市税に35億 2,062万 3,000円、地方交付税に30億円と、これらで歳入総額の62.4%の65億円余りを見込まさせていただきました。また、国県支出金につきましては、対前年度比それぞれ 3.1%、12.3%の増と合わせて、15億 4,255万円を見込まさせていただきまして、各種施策の事業財源の確保に努めさせていただいたところでございます。さらに市債におきましては、公債費負担が増加傾向にあることを考慮し、対前年度比17.5%減の10億 1,050万円に抑制をさせていただきました。加えて平成9年度より実施されます地方消費税の創設に伴いまして、新たに地方消費税交付金 9,500万円を見込まさせていただいたところでございます。一方、歳出でございますが、平成9年度から消費税率が5%に引き上げられることにより、物件費等の増加が見込まれるわけでございまして、各担当セクションの創意工夫により経常経費の増加を必要最小限にとどめることによりまして、前年度当初予算並みの投資的経費を確保いたし、5か年計画事業をでき得るかぎり遂行するという理念のもと、編成をさせていただいたところでございます。行政目的別に見ますと、民生費の18億 5,366万 2,000円を筆頭に、公債費が15億 9,645万 4,000円、総務費が14億 1,169万 6,000円、以下教育費、農林水産業費、衛生費の順と相なっておるところでございます。  次に、基本構想における施策で申し上げますと、1点目の豊かさとうるおいのある都市づくりのためにといたしまして、市道整備に4億 6,024万 4,000円、住宅対策の充実を図るため住宅建設利子補給金に 4,672万 5,000円、さらに国県道整備促進のための県への負担金に 2,000万円など、合計5億 6,966万 3,000円を、2点目の快適な市民生活の実現につきましては、消防防災対策の充実といたしまして、防火水槽、耐震性貯水槽の建設、消防自動車の購入、さらには安房郡市広域市町村圏事務組合への負担金等に4億 6,129万円、ごみ処理対策の充実といたしまして焼却残渣、不燃物の処理対策を初めといたしまして、塵芥処理収集車の購入等に2億 1,580万 2,000円、合併処理浄化槽の普及促進等の環境対策費に1億 1,808万 1,000円等、総額11億 161万 3,000円を計上させていただきました。  次に3点目、地域に結びついた産業の振興といたしましては、5か年計画の目玉の事業の一つでもございますリフレッシュビレッジ推進事業を初め、農業、林業の振興対策として6億 3,427万 6,000円、水産業の振興対策といたしまして漁港の整備を中心に2億 7,065万 3,000円を、商工観光振興に1億 6,373万円と、総額10億 6,865万 9,000円を計上させていただきました。  4点目の市民の創造性をはぐくむためにといたしましては、平成8年度からの継続事業であります長狭中学校大規模改修事業及び主基小学校プール改築事業等の義務教育施設の整備、公民館教室等による生涯学習の推進、さらには市民スポーツの振興等に5億 5,608万 7,000円を計上させていただきました。  続きまして、施策の5点目、市民が健康で豊かな暮らしを実現するためにでございますが、本格的な高齢社会の到来を間近に控え、福祉対策の一層の充実を図り、または福祉の新しい社会的ニーズに対応するための施策の導入、そして従来からの福祉サービスの一部を見直しさせていただきまして、扶助費を初めデイサービス事業、児童福祉関係経費等に11億 6,350万 7,000円を、そして最後になりますけれども、6点目、心ふれあう地域の実現のためにコミュニティー育成事業、広報広聴機能の充実、さらには電算機、パソコン等、事務のOA化促進整備による行財政の効率化に1億 2,900万 2,000円を、それぞれ計上させていただいたところでございます。  以上、平成9年度一般会計予算の概要を説明させていただきましたけれども、平成9年度の我が国の経済見通しを見てみますと、消費税率引き上げの影響等によりまして、年度前半は景気の足取りは緩やかとなるものの、規制緩和などの経済構造改革の実施等と相まって、次第に民間需要を中心とした自律的回復が実現されるとともに、持続的成長への途が築かれてくると言われておるところであります。しかしながら、地方財政に目を転じますと、平成8年度に引き続き大幅な財源不足の状況が見込まれ、本市にとりましても、いまだ予断を許さない状況であると認識をいたしておるところであります。今後、行政改革大綱の理念に基づき、行政経費の節減、合理化を図るとともに、限られた財源の重点的かつ効率的な配分に徹し、節度ある財政運営を行うことを基本として、財政の健全性の確保及び住民福祉の向上に努める所存でございますので、より一層のご理解、ご協力を賜りすよう、お願い申し上げる次第であります。  次に、議案第21号は、平成9年度鴨川市学校給食センター特別会計予算でございます。  歳入歳出それぞれ2億 6,685万 4,000円といたし、児童、生徒の栄養価の確保と学校給食の円滑な運営を図りたいものでございます。  なお、本年度より給食費を月額で 200円の増額をお願いいたしておるところでございます。  続きまして、議案第22号は、平成9年度鴨川市国民健康保険特別会計予算でございます。  歳入歳出それぞれ22億 516万 5,000円で、前年度と比較し 9,544万 3,000円の増、率にして 4.5%増といたすものでございます。まず、歳入といたしましては国民健康保険税を前年度より1億 2,541万 4,000円増の9億 2,163万 8,000円といたし、基金繰入金では 5,000万円を充てさせていただき、また繰越金といたしましては1億 6,761万 3,000円を見込み、編成をさせていただいたところでございます。  一方、歳出につきましては医療費の動向等を勘案し、保険給付費では16億 127万 2,000円を、また老人保健拠出金では5億 3,929万 8,000円を見込まさせていただき、前年度と比較し 5,502万 8,000円の増といたしたものでございます。本会計につきましては、年々医療費が増加傾向を示しておりまして、さらに老人保健会計への拠出金も大幅な伸びを示している一方、景気の低迷による税収の伸び悩み、財政調整基金の不足等により非常に厳しい財政運営となっておりまして、国保事業の健全性や安定性を維持するためにも、なるべく早い機会に税制等の見直しを図ってまいる必要があるものと認識をいたしておりますので、ご理解を賜りたいと存じております。  次に、議案第23号は、平成9年度鴨川市老人保健特別会計会計予算でございます。  歳入歳出それぞれ34億 1,494万 5,000円、前年度と比較いたしまして3億 6,916万 1,000円の増、率にして12.1%の増を見込まさせていただきました。歳入では医療費の増高に見合った支払基金交付金や国県支出金の負担割合に応じた予算を見込み、歳出では医療対象者の増加や医療費の増高を想定して、予算編成をさせていただいた次第でございます。  次に、議案第24号は、平成9年度鴨川市水道事業会計予算でございます。  まず、収益的収支及び支出でございますけれども、営業利益ではこの4月から改定をさせていただきます水道料金を主とする10億 2,549万 1,000円を、営業外収益は給水申込負担金を主とする 6,117万 3,000円でございまして、合わせて事業収益は10億 8,666万 5,000円でございます。  一方、営業費用は10億 1,571万 1,000円、営業外費用は3億 2,371万 4,000円でございまして、予備費を合わせました事業費は13億 4,042万 5,000円を予定いたしております。ちなみに、経常利益は税抜きで2億 9,974万 8,000円の赤字と相なるわけでございますが、さきの12月定例会において料金改定のご審議をいただいた折にご説明申し上げましたとおり、料金算定期間を平成9年度から平成12年度までの4年間といたし、そしてこの間で収支の均衡を図るということで料金改定をさせていただいたところであります。  一方、この改定率を抑えるために、市町村水道総合対策事業補助金を見込んでおるところでございまして、この採択条件が前年度の決算数値に基づくこととされておりまして、8年度の決算見通しではその条件に該当いたしませんので、平成9年度はその適用が受けられないということで、このような予算措置と相なった次第であります。  次に、資本的収支でございますが、拡張事業、未普及地域解消事業など、第5次拡張計画に基づき事業を進めてまいりたいと考えておりまして、資本的収入では国県補助金、企業債など8億 7,078万 4,000円を、また支出では拡張事業費に加え、建設改良費など合わせまして12億 9,955万 7,000円を予定させていただきました。厳しい経営環境の中にございますが、より一層経費節減を図りながら、効率的に施設の整備、拡充に努め、普及率の向上を図ってまいりたいと存じております。  次に、議案第25号は、平成9年度鴨川市国民宿舎事業会計予算でございます。  年間の宿泊利用者数では対前年度比 0.2%増の2万 3,950人、1日平均で66人、また休憩利用者数は前年度と同じ 4,500人を予定しておるものでございます。収益的収入につきましては、営業収益で対前年度比 0.3%増の2億 1,107万 8,000円など、事業収益では2億 1,338万 8,000円を計上させていただきました。  一方、収益的支出では営業費用といたしまして2億62万 3,000円、営業外費用では 571万 7,000円といたしまして、差引純利益は税抜きで 624万 8,000円の計上をさせていただいたところでございます。  なお、広間と会議室の冷暖房工事、厨房、客室等の備品購入費に 735万円を計上させていただき、サービスの向上に努めてまいりたいと存じておるところであります。  続きまして、議案第26号 平成9年度鴨川市病院事業会計予算でございます。  業務の予定量では年間入院患者数1万 6,060人、年間外来患者数を6万 8,208人と見込まさせていただきまして、収益的収入及び支出の予定額を事業収益、事業費、それぞれ10億 7,640万円とさせていただいたところでございます。  一方、資本的収入といたしまして、県補助金を 338万 6,000円、また支出といたしましては施設整備費、医療機械購入費及び企業債償還金で 2,968万円を計上させていただきました。  本院は公立病院として一般診療活動はもとより、関係機関との連携による保健・予防・福祉活動に加え、訪問看護等の在宅ケア活動を積極的に展開し、市民の要望と期待にこたえてまいりたいと存じております。  そして最後になりますが、議案第27号は、平成9年度鴨川市太海フラワー磯釣センター事業会計予算でございます。  フラワーセンターにつきましては、料金値上げを予定し、またオーシャンパークの影響を勘案し、業務の予定量は前年度予算並みといたし、フラワーセンター利用者数は同数で37万 5,000人、磯釣センター利用者数は 9.4%、 3,000人増の3万 5,000人、駐車場利用台数は同数で8万 3,000台、またオーシャンパーク利用者数は35万 5,000人を見込まさせていただきました。  一方、事業収益でございますけれども、料金改定による値上げ、そしてオーシャンパークの収益の参入等によりまして、対前年度比39.8%増の7億 3,563万 9,000円、事業費は37.2%増の7億 1,985万 6,000円といたし、税込利益で 1,578万 3,000円を見込まさせていただくものでございまして、このうちオーシャンパークに関しましては、税込利益で 312万 4,000円を予定させていただいたものでございます。  以上、平成9年度に当たりましての施政方針並びに都合27議案につきましての提案理由の説明を申し述べさせていただきました。各議案の詳細につきましては、後ほど担当課長の方から補足説明をいたさせますので、十分なるご審議の上、全議案のご可決を賜りますようお願い申し上げまして、私からの施政方針並びに提案理由の説明を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(曽我辺良次君) 議事の都合で1時まで休憩いたします。               午前11時32分 休憩 ─────────────────── 〇 ────────────────────               午後 1時00分 開議 △議案の補足説明 ○議長(曽我辺良次君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより各議案の補足説明を求めます。  議案第1号 鴨川市行政財産使用料条例の制定について、議案の補足説明を求めます。財政課長、高橋行雄君。               (財政課長 高橋行雄君登壇) ◎財政課長(高橋行雄君) それでは、議案第1号 鴨川市行政財産使用料条例の制定について、補足説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書をごらんいただきたいと存じます。まず、第1条でございますけれども、この条例の趣旨でございます。これにつきましては、市長が先ほど提案理由で申し上げましたので、省かせていただきます。  第2条は、行政財産の使用料についての定めでございます。第1項の第1号といたしまして、土地につきましては、市長の評定した価格の1000分の3以内で市長が定める額といたしたいものでございます。  なお、評定価格につきましては、公示価格や近傍類地の評価額等をもとに定める予定でございます。第2号は建物でございまして、市長の評定した額の1000分の5以内で市長が定める額に消費税相当分を考慮して、 100分の 105を乗じた額といたしたいものでございます。第3号は土地、建物以外の財産でございますけれども、同様に市長が定める額に 100分の 105を乗じた額として規定をさせていただいております。4号と5号につきましては、土地及び建物等の一部使用でございますが、第1号から第3号までの使用料をもとに市長が定めることになっております。第6号につきましては、具体的には自動販売機にかかわるものでございまして、1平方メートル当たり 600円を基本とするものでございます。  第2条第2項は、これらの使用料は月額をもって計算することを規定させていただいてございます。  第3項は、電柱等に係る使用についての定めでございまして、これは鴨川市道路占用料徴収条例に定める占用料の額を準用する規定でございます。  次に、3条から第5条までは、使用料の徴収方法やその減免、還付等についての定めでございます。  第6条は委任規定でございまして、この条例に必要な事項は規則で定めたいものでございます。  最後でございますけれども、附則といたしまして、この条例の施行期日を平成9年10月1日からとさせていただきたいものでございます。  以上、まことに簡単でございますけれども、議案第1号の補足説明は終わらせていただきます。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── ○議長(曽我辺良次君) 議案第2号 鴨川オーシャンパークの設置及び管理に関する条例の制定について、議案の補足説明を求めます。商工観光課長、嶋津三郎君。              (商工観光課長 嶋津三郎君登壇) ◎商工観光課長(嶋津三郎君) 議案第2号 鴨川オーシャンパークの設置及び管理に関する条例の制定につきまして、補足説明をさせていただきます。  恐れ入りますけど、議案書をごらんいただきたいと存じます。条例制定の趣旨につきましては、市長からの提案理由の説明にございましたので、内容につきましてご説明を申し上げさせていただきたいと存じます。  条例は、全部で32条からなっておりまして、第1条から第9条までは施設全体に関する条項でございまして、名称及び位置、用語の定義、施設の管理者、利用者の行為の禁止及び制限等について定めたものでございます。  第3条では名称を鴨川オーシャンパークと定めさせていただき、第6条におきまして鴨川オーシャンパークは市長が管理する旨、規定をさせていただいたところでございます。  第10条から第16条までは、物産館3階の展示室及び青空市場を使用しようとする場合について、その使用料等につきまして定めたものでございます。  第10条では使用者の資格、第11条では使用許可に関する事項について定めさせていただきました。青空市場並びに3階の展示室の使用料につきましては、第12条の別表の1に定めさせていただきまして、青空市場におきましては 3.3平方メートル当たり日額 200円、展示室におきましては28.2平方メートルございますけど、日額 5,000円とさせていただきたいものでございます。  第15条では、展示室及び青空市場の使用期間について原則を定めさせていただきました。  また、第17条から第25条につきましては、物産館の2階のレストラン及び喫茶室を使用し、営業を営む場合について、その使用料等について定めたものでございます。レストラン及び喫茶室を使用することができる者については、第17条にその資格要件が定めてございまして、知識と経験を有し、市内に住所または事業所を有する個人または法人とさせていただいたところでございます。また、その使用料については、公共の類似施設を参考にさせていただき、第19条の別表2に定めさせていただいたところでございまして、平方メートル当たり月額 2,500円とさせていただきたいものでございます。  第22条におきましては、店舗の使用期間につきまして原則2年と定めさせていただきました。  また、第24条は、店舗を使用する者が負担すべき費用の範囲について定めさせていただいたところでございます。  また、26条から30条までは、青空市場、展示室、レストラン及び喫茶室を使用するについての共通事項でございます原状回復義務、あるいは一般的管理義務について定めさせていただいたところでございます。  31条は、オーシャンパークの運営委員会について、32条は規則への委任について定めさせていただいものでございます。  以上、極めて簡単でございますけど、議案第2号の補足説明を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── ○議長(曽我辺良次君) 議案第3号 鴨川市行政手続条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、議案第4号 鴨川市税条例の一部を改正する条例の制定について、議案第5号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、以上3件を一括して議案の補足説明を求めます。総務課長、西宮秀夫君。               (総務課長 西宮秀夫君登壇) ◎総務課長(西宮秀夫君) それでは、議案第3号及び第4号、第5号につきまして補足説明をさせていただきます。  議案第3号でございますが、鴨川市行政手続条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてでございます。  さきの12月定例市議会におきましてご可決を賜りました鴨川市行政手続条例の施行に先立ちまして、この条例との整合性を確認いたしましたところ、都合5つの条例につき、これが改正の必要が生じましたので、本議案として一括してご提案をさせていただくものでございます。
     改正の内容につきましてご説明をさせていただきます。まず第1条は、鴨川市国民健康保険税条例の一部改正でございます。ご案内のとおり、国保税は地方税法において目的税として位置づけられております。地方税法では、行政手続法の適用除外措置を講じておりますことから、国民健康保険税条例につきましても同様の趣旨として、鴨川市行政手続条例第2章の申請に対する処分及び第3章の不利益処分の規定は、適用しない旨の規定を設けさせていただくものでございます。  次に、第2条でございますが、鴨川市公害防止条例の一部改正でございます。本条例につきましては、現行の第23条に不利益処分をする場合の手続として意見聴取手続が定められておりますが、行政手続条例の規定と重複いたすこととなりますので、公害防止条例からこの規定を削除するとともに、あわせて関係規定の整備をお願いするものでございます。  次に第3条は、鴨川市印鑑条例の一部改正でございます。戸籍法あるいは住民基本台帳法に基づく処分につきましても、個人の身分関係に直接に関連する事項を取り扱うということから、行政手続法の適用除外とされております。ご高承のように印鑑登録、印鑑証明に関する事務は、条例に根拠を置く市町村固有の事務であるわけでございますが、戸籍や住民票と同様に市民の皆さんのプライバシーの保護を図る必要がございますことから、印鑑条例に基づく処分につきましても、第21条として適用除外規定を新たに設けさせていただくものでございます。  次に、第4条でございますが、鴨川市認可地縁団体印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正でございます。本条例につきましても前条の印鑑条例と同様の趣旨から、行政手続条例の適用除外措置を講ずるため、第15条として新たに適用除外規定を設けさせていただくものでございます。  第5条は、鴨川市まちをきれいにする条例の一部改正でございます。まず、22条の関係でございますが、本条では空き缶等の回収容器を設置、または適正に管理するよう命ずることができる旨の規定がされておりまして、これと同時に、これらの命令をするときは、その相手方の意見を聞くという、いわゆる意見聴取の規定がされておるところでございますが、行政手続条例の施行によりましてこれが重複することとなりますので、まちをきれいにする条例からこれを削除するものでございます。  次に、第24条の関係でございますが、ただいま第22条で申し上げました命令に従わないときは、これを公表できる旨の規定がございまして、この公表を行う際には意見聴取の手続として、聴聞を行う旨の規定を設けるものでございます。  なお、附則といたしまして以上5つの条例の改正につきましては、行政手続条例の施行の日から施行することといたしたいものでございます。  次に、議案第4号 鴨川市税条例の一部を改正する条例の制定についてご説明させていただきます。  本議案につきましても、前議案同様、鴨川市行政手続条例の施行に伴いまして条文の整備を図りたいものでございます。議案第3号で申し上げましたとおり、地方税法では行政手続法第2章の申請に対する処分、第3章の不利益処分及び第4章の行政指導の規定中、書面の公布に関する規定及び複数のものを対象とする行政指導を行う場合の内容の公表の規定につきましては、適用除外措置を講じております。これに基づきまして、本条例に新たに11条の2として同様の趣旨規定を加えさせていただくものでございます。  先ほど市長の方からも申し上げましたとおり、本来であれば前議案に加えまして、一括してご審議いただくべきところでございますが、現在、地方税法の一部改正法案が国会で審議されておりますところでございまして、これが成立をいたしますと、早ければ今定例会中にも、再度本条例の改正をいたす必要が出てまいりますことから、本議案として単独でご提案をさせていただいた次第でございますので、ご理解を賜りたいと存じます。  また、本条例の施行日につきましても、前議案同様、行政手続条例の施行の日からといたしたいものでございます。行政手続条例の施行日でございますが、諸般の準備も整ってまいりましたことから、当初の予定どおりこの4月1日から施行をしてまいりたいと考えております。  次に、議案第5号の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正でございますが、恐れ入りますが資料1の8ページの方をお開きいただきたいと思いますが、改正の第1点は8ページの中ほどにございますが、現行では報酬月額9万 1,000円、その他の公民館長に含めておりました東条公民館長を新たに報酬月額12万 1,000円以内と定めるとともに、東条公民館長から6つほど下の行になりますけれども、家庭教育指導員の報酬月額につきましては9万 1,000円から9万 1,000円以内と改めさせていただきたいものでございます。いずれも、勤務の実態に対応させるための改正をお願いしたいものでございます。  次に、改正の2点目でございますが、次の9ページの中ほどのやや上になりますが、新しく鴨川オーシャンパーク運営委員会委員を設置することに伴いまして、この委員の報酬を日額 5,500円と定めたいものでございます。  そして3点目でございますが、別表の第1の全体にまたがりますが、非常勤特別職の名称につきまして20件ほど表現の不統一がございましたことから、この機会に字句の整理をお願いしたいというものでございます。  なお、附則といたしましては、この改正条例の施行日4月1日といたしたいと思っております。  以上で議案第3号、第4号、第5号の補足説明を終わらせていただきます。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── ○議長(曽我辺良次君) 議案第6号 鴨川市手数料条例等の一部を改正する条例の制定について、議案の補足説明を求めます。財政課長、高橋行雄君。               (財政課長 高橋行雄君登壇) ◎財政課長(高橋行雄君) それでは、議案第6号 鴨川市手数料条例等の一部を改正する条例の制定について、ご説明申し上げます。  先ほど市長の提案理由にもございましたように、本議案は行革懇談会の建議並びに本市行革大綱に基づき、計50件の手数料等の改正をお願いいたす次第でございますが、手数料等の見直しに当たりましては、公共料金としての性格を十分に認識し、鋭意全庁的な会議やヒアリング等も行いながら、近隣市町村の状況、さらには受益者の適正な負担等々も勘案しながら、慎重な中に見直し作業を行ってまいったところでございます。また、以前から県の行財政診断で指摘を受けておりました消費税の未転嫁の問題につきましても、あわせて検討を行い、本年4月1日の消費税率の改正を機に消費税の転嫁をさせていただきたいと存ずる次第でございます。  本議案では、関係15条例の改正をお願いいたしておりまして、個々の改正は資料1の13ページ以下に掲げさせていただいておりますが、時間の関係上、ここでは詳細な説明を割愛させていただきまして、その概要を説明させていただきたいと存じます。  まず、消費税が非課税であるための手数料等の額のみの改定をお願いいたすものが幼稚園授業料、浄化槽清掃事業の許可申請手数料など6件でございます。  次に、2点目の手数料等の額、そのものの改定は行いませんで、消費税転嫁のみを行うものが市営駐車場の整理料、青少年センターの使用料及び市民会館の使用料など、計12件でございます。  次に、3点目でございますけれども、額の改定と消費税転嫁の両方を行わせていただきたいものが、住民票や各種税務証明などの交付手数料、郷土資料館入館料、福祉センター及び総合保健福祉会館の施設の一部使用料、そして一般廃棄物処理手数料などの計18件でございます。  次に、4点目といたしましては、企業会計の手数料等で消費税率引き上げ分のみの改定を行うものが望洋荘の宿泊利用料、国保病院の部屋の使用料など計5件でございます。  そして5点目でございますけれども、企業会計の手数料等の額及び消費税率引き上げ分の改定をあわせてお願いいたしたいものが国保病院の各種診断書の交付手数料、それから太海フラワー磯釣センターの休憩整理料、駐車場整理料など計8件でございます。  なお、以上に加えまして、本年の4月1日から使用提供を予定しております総合運動施設のサッカー場の使用料につきましても、本条例でお願いをいたしているところでございます。  なお、附則といたしまして、この施行日でございますけれども、望洋荘など企業会計に係る改正規定並びに総合運動施設のサッカー場に係る規定は本年4月1日から、またそのほかの改正につきましては周知期間等を考慮いたしまして、本年10月1日からとさせていただきたいものでございます。  ちなみに、今回お願い申し上げます手数料のうち、最も直近の改正は平成5年4月1日でございまして、施行することができますならば、4年半ぶりの改正となる次第でございます。  以上、大変簡単でございますけれども、議案第6号の補足説明を終わらせていただきます。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── ○議長(曽我辺良次君) 議案第7号 鴨川市漁港管理条例の一部を改正する条例の制定について、議案の補足説明を求めます。農林水産課長、高柳邦雄君。              (農林水産課長 高柳邦雄君登壇) ◎農林水産課長(高柳邦雄君) 議案第7号 鴨川市漁港管理条例の一部を改正する条例の制定につきまして、補足説明を申し上げます。  鴨川市漁港管理条例の一部改正の趣旨につきましては、さきに市長の提案の説明のとおり、本条例の根拠となります国の模範漁港管理規程例の一部改正が、過般行われたことに伴いまして、市営漁港施設、現在、江見地区に4港ございますけれども、これらの施設の使用及び占用期間の延長、並びに罰則における過料な額の引き上げ改定を行いたいというものでございます。また、当該施設の使用料及び占用料に関しまして、市内の県営漁港及び他市町の漁港料金との均衡を考慮いたしまして、千葉県漁港管理条例で規定する使用料及び占用料に準じた引き上げ改定をさせていただきたいというものでございます。  恐れ入りますが、議案説明資料1の21ページをごらんいただきたいと存じます。まず第11条、占用料の許可等でございますが、これの第3項の括弧内の改正で現在漁港施設に工作物の設置を目的とする使用及び占用の期間につきまして1年を超えない範囲で定めておりますけれども、荷さばき施設用地の荷さばき場、あるいは船揚げ場用地の浄化施設等、工作物を設置することで漁港機能の向上が図られるものにつきましては、国民の負担軽減、行政事務の簡素化を図るため、その占用期間を3年を超えない期間に改めさせていただきたいものでございます。いわゆる規制緩和の一環としての改正でございます。  次に、第17条の罰則関係についてでございますけれども、これは根拠となっております地方自治法第244条の2、第7項の規定、すなわち公の施設の利用に関しての過料規定でございますけれども、この定めに基づき、その額を現在の明定額5万円以下に改定させていただきたいというものでございます。  次に、別表をごらんいただきたいと存じますけれども、これは第13条の本文規定による漁港施設の使用料及び占用料をそれぞれの区分ごとに別表として定めた表でございまして、これの額を近隣他港との均衡上、今回見直しましての引き上げ改定であります。  まず、漁港施設の泊地及びその他の水域の使用料につきましては、総トン数1トン1日につき40円となっておりますものを、42円に改めさせていただきたいものでございます。また、漁港施設占用料にありましては、用地等欄の額の表示方法につきまして、従来漢数字でありましたものを、現算用アラビア数字に改めさせていただきたいこと、そして22ページの地下埋設物占用料につきましては、各口径ごとに県条例等で定める額と同額にそれぞれ改めたいものでございます。加えて、電柱類につきましても1本1年につき 870円とありますものを 1,100円に改めさせていただきたいと存じます。  附則といたしまして、この改正条例の施行期日は平成9年4月1日からの施行とさせていただきたいと存じております。  なお、今回の改正によって直接関係が生ずることとなります江見漁業共同組合を初め、市営漁港管理会におきましても、あらかじめこの旨をお話を申し上げ、ご了知を賜っておりますこと申し添えさせていただきまして、議案第7号の補足説明を終わらせていただきます。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── ○議長(曽我辺良次君) 議案第8号 鴨川市太海フラワー磯釣センター事業の設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案の補足説明を求めます。太海フラワー磯釣センター所長、松本政雄君。          (太海フラワー磯釣センター所長 松本政雄君登壇) ◎太海フラワー磯釣センター所長(松本政雄君) 議案第8号 鴨川市太海フラワー磯釣センター事業の設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明を申し上げます。  本条例の改正の趣旨につきましては、市長が提案理由の中で申し上げましたので、内容につきまして説明申し上げたいと思います。今回の改正は、オーシャンパークの開設に伴いまして、本条例の第2条に3項として第1条及び本条第1項の目的を達成するため、「前項以外の場所においても事業を行うことができるものとする」を加えたいものでございます。附則といたしまして、平成9年4月1日から施行したいものであります。  以上で議案第8号の補足説明を終わらせていただきます。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── ○議長(曽我辺良次君) 議案第9号 鴨川市・和田町環境衛生組合規約の変更に関する協議について、議案の補足説明を求めます。環境課長、遠藤利夫君。               (環境課長 遠藤利夫君登壇) ◎環境課長(遠藤利夫君) 議案第9号 鴨川市・和田町環境衛生組合規約の変更に関する協議について、補足説明を申し上げます。  説明資料の24ページですので、ご参考までにごらんをいただきたいと思います。当組合は、鴨川市の江見地区と和田町全域のごみ処理を構成市町の共同処理事業として実施をいたしているところでございます。このたび共同処理に関します事務に関しまして、新たに追加をすべき事務等が生じましたので、規約の変更を行いたいというものであります。改正理由、改正要旨につきましては、市長より説明がありましたので省かせていただきます。  改正条文でありますけれども、規約の第3条に関係区域規定を設け、本文中に関係市町の区域、鴨川市の区域を別表でございますけれども、加えるものでございます。  それから同条第1号につきましては、じん芥処理場を一般廃棄物のごみ処理施設に改め、最終処分場の設置及び運営管理に関する事務を加えるものでございます。  第2号につきましては、じん芥の字句を一般廃棄物に改め、後段に計画の策定を追加をいたすものでございます。  第3号は第4号に繰下げ、第3号の規定は容器包装廃棄物の分別収集及び処理に関する事務といたしたいものでございます。  さらに別表の規定でございますけれども、処理区域の明文規定といたしまして、江見地域の地名を表示いたしたものでございます。  また、附則といたしましては、この規約は千葉県知事の許可があった日から施行するというものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── ○議長(曽我辺良次君) 議案第10号 市道路線の廃止について、議案第11号 市道路線の認定について、以上2件を一括して議案の補足説明を求めます。建設課長、松本恭一君。               (建設課長 松本恭一君登壇) ◎建設課長(松本恭一君) 議案第10号 市道路線の廃止について、議案第11号 市道路線の認定について、一括して補足説明を申し上げます。  まず議案第10号でございますが、今回廃止をさせていただきたい市道路線は、市道太海本線1路線でございます。恐れ入りますが、議案の2ページの図面をお開きいただきたいと存じます。緑色の線で囲んでございますのが太海多目的公益用地の開発区域、青線が廃止路線でございます。国道128号を起点といたしまして、開発区域入口まで接続整備されておりますこの路線を、先ほど市長が提案理由の中で申し上げましたように、公共性の観点からさらに開発区域の内部にまで延伸したいものでございまして、その前提手続といたしまして道路法第10条の規定によりまして、一たん廃止をさせていただきたいものでございます。  次に議案第11号でございますが、今回認定させていただきたい市道路線は、市道太海本線1路線でございます。恐れ入りますが、議案の2ページの図面をお開きいただきたいと存じます。緑色の線で囲んでありますのが同じく太海多目的公益用地の開発区域、赤線が認定路線でございます。その先端矢印の終点部分が県立コンベンションホールの予定地となっております。議案第10号で一たん廃止をお願い申し上げました市道太海本線を、開発区域内に計画されております幹線道路のルートにまで延伸し、コンベンションホールを初めとする公共的施設のアクセス道路ということで、改めて市道としての位置づけをいたしたく、道路法第8条の規定によりまして認定をお願いしたいものでございます。  なお、参考までに新しく延伸される部分の道路計画の概要を申し上げますと、延長 1,332メートル、幅員が総幅員で13メートル、両側歩道の2車線道路でございまして、既に整備済みの区間 300メートルとほぼ同様な規格となっております。  以上、簡単でございますが、議案第10号及び議案第11号の補足説明を終わらせていただきます。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── ○議長(曽我辺良次君) 議案第12号 平成8年度鴨川市一般会計補正予算(第5号)について、議案の補足説明を求めます。財政課長、高橋行雄君。              (財政課長 高橋行雄君登壇) ◎財政課長(高橋行雄君) 議案第12号 平成8年度鴨川市一般会計補正予算(第5号)の補足説明を申し上げます。  まず、補正予算書をごらんいただきたいと存じますけれども、第1条では今回2億 1,542万 7,000円の減額をさせていただきまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ 110億 138万 2,000円にいたしたいものでございます。  第2条は、繰越明許費でございますけれども、6ページの第2表をごらんいただきたいと存じます。11款の災害復旧費のうち年度内の完成が見込めない 5,777万 8,000円につきまして、地方自治法第213条第1項の規定により繰り越しをさせていただきたいと存じます。  なお、実際の繰越額につきましては、同法施行令第146条第2項の規定によりまして、次の議会にご報告を申し上げるものでございます。  次に第3条、地方債の補正でございます。7ページ、8ページをごらんいただきたいと存じますが、本年度起債対象事業18事業につき、それぞれ増減をさせていただき、既定の限度額6億 9,690万円を 8,370万円減額し、6億 1,320万円といたしたいものでございます。  次は、歳入でございまして、11ページでございます。3款、5款、8款のそれぞれの交付金につきましては、減額でございます。12ページの9款、分担金及び負担金は 1,387万 4,000円の減額でございますが、漁港関係の分担金及び民生費に係る負担金でございます。  次に、13ページの11款、国庫支出金では 9,791万 3,000円の減額補正でございまして、そのうち国庫負担金が 8,358万 4,000円でございます。14ページにまいりまして、その主なものといたしましては、福祉や生活保護など民生費関係、そして災害復旧費などの減額でございます。15ページの2項の国庫補助金も 1,385万 3,000円の減額でございます。16ページ、12款の県支出金は、これも各項ごとに相当の増減がございますが、結果的には69万 2,000円のマイナス補正でございます。  大きく飛びまして20ページから21ページにかけての13款、財産収入は 963万 1,000円の増額でございますけれども、基金の利子及び土地の売払収入でございます。  14款、寄附金は若干の増、それから15款、繰入金は 160万 1,000円の減、そして22ページの諸収入は 323万 6,000円の増でございます。  最後は18款の市債でございますが、先ほどご説明申し上げましたとおり 8,370万円の減額でございまして、各事業の執行による事業費の変更に伴う補正でございます。  以上、歳入補正額は2億 1,542万 7,000円の減額でございます。  次に歳出ですが、25ページからでございます。歳出につきましては、事務事業の執行状況を見極めながら、最終補正でもございますので、その更正を主体としておりまして、12款と13款以外はすべて減額補正でございます。  まず、1款の議会費は 694万 8,000円の減、2款の総務費につきましても 1,098万 7,000円の減でございます。経常経費の減でございますが、28ページの企画費中、地方バス路線維持費補助や30ページの総合運動施設費での施設用備品費などの追加も一部お願いしているところでございます。  次に、35ページの民生費は 9,015万 2,000円の減額でございます。  36ページの社会福祉総務費は 908万 7,000円で、37ページの身障者援護措置委託、老人福祉費では38ページの老人福祉施設措置委託、そして40ページの最下段の生活保護費などが、その主なものでございます。  次に、43ページにまりいまして、衛生費は 1,247万 7,000円の減額補正でございますが、44ページの小型合併処理浄化槽設置事業補助金などの減でございます。  次は46ページ、6款、農林水産業費でございますが、 8,014万 3,000円の減でございますが、うち農業費が 2,236万円で、47ページの農地費の負担金と補助金でございます。
     49ページの水産業費でございますが、 5,569万円の減額でございます。これは51ページの漁港建設費の工事請負費とその負担金の減でございます。  52ページの7款、商工費は 353万 1,000円の減額補正、55ページの8款、土木費も 2,192万円の減でございます。  次の56ページの道路橋梁費が 1,672万円の減ですが、工事負担金や委託料及び工事請負費でございます。  河川費は、河川改修に伴う小宮橋かけかえに係る工事費負担金の増、それから57ページの住宅費は減額でございます。  58ページの9款、消防費は 398万 1,000円、それから59ページの教育費は 2,805万 9,000円のいずれも減額補正でございますが、経常経費がその主なものでございます。  大きく飛びまして69ページでございますが、11款、災害復旧費は 5,319万 9,000円の減額でございますが、現年債に係る当該実施率の低下によるものでございます。  次は70ページの12款、公債費でございますが、 1,772万円の追加をお願いしてございますが、長期債元金の追加でございます。  13款、諸支出金は 7,825万 5,000円の追加でございまして、うち繰出金は 5,021万 3,000円、給食センター及び水道事業会計は 2,207万 8,000円の減額を、そして国保特別会計、老人保健特別会計並びに病院事業会計と合わせまして 7,229万 1,000円の追加を、そして基金費では財政調整基金ほか12基金に 2,804万 2,000円の積み立てをお願いいたしました。  歳出合計2億 1,542万 7,000円の減額補正でございます。  以上、まことに雑駁でございましたけれども、補足説明を終わらせていただきます。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── ○議長(曽我辺良次君) 議案第13号 平成8年度鴨川市学校給食センター特別会計補正予算(第2号)について、議案の補足説明を求めます。学校給食センター所長、鈴木守順君。            (学校給食センター所長 鈴木守順君登壇) ◎学校給食センター所長(鈴木守順君) 議案第13号 平成8年度鴨川市学校給食センター特別会計補正予算(第2号)について、補足説明を申し上げます。  今回の補正は、既定の予算額から 304万 8,000円を減額いたしまして、予算額の総額を歳入歳出それぞれ2億 8,202万 6,000円にお願いするものでございます。内容につきましては、予算書の5ページから事項別明細書によりご説明を申し上げます。  歳入の第1款の分担金及び負担金ですが、給食対象者数の減少によりまして保護者からご負担をいただいております負担金を 108万円減額し、1億 4,155万 9,000円にいたしたいものでございます。  第2款の繰入金ですが、一般会計からの繰入金を 328万 5,000円減額いたすものでございます。  第3款の繰越金ですが、前年度からの繰越金を 129万 5,000円増額いたすものでございます。  次に7ページの歳出に移らさせていただきます。第1款の総務費で 183万 8,000円の減額をお願いするものでございます。主なものは職員費で、職員手当等、共済費ほか、職員人件費関係に伴う減額でございます。  次に8ページの第2款、給食費でございますが、歳入の中でご説明申し上げましたとおり、負担金の減額に伴いまして賄材料費を 121万円減額いたすものでございます。  9ページ以降に給与費明細書等が添付してございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。  以上、簡単ですが、議案第13号の補足説明を終わらせていただきます。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── ○議長(曽我辺良次君) 議案第14号 平成8年度鴨川市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議案第15号 平成8年度鴨川市老人保健特別会計補正予算(第2号)、以上2件を一括して議案の補足説明を求めます。保険年金課長、石井良廣君。              (保険年金課長 石井良廣君登壇) ◎保険年金課長(石井良廣君) 議案第14号、議案第15号につきまして一括説明させていただきます。  まず、議案第14号 平成8年度鴨川市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきまして、補足説明を申し上げます。  既定の予算に歳入歳出それぞれ 398万 3,000円を追加いたしまして、予算総額を22億 2,711万 9,000円といたしたいものでございます。  補正予算の内容につきまして、事項別明細書によりまして申し上げます。5ページをお開きいただきたいと存じます。まず歳入でございますが、1款、国民健康保険税といたしまして 430万 8,000円の減額であり、7款、繰入金では保険基盤安定繰入金として 829万 1,000円の追加でございます。  次に6ページの歳出でございますが、2款、保険給付費では退職被保険者等の療養給付費の増加に伴いまして 398万 3,000円の追加でございます。  続きまして、議案第15号 平成8年度鴨川市老人保健特別会計補正予算(第2号)につきまして、補足説明を申し上げます。  既定の予算に歳入歳出それぞれ 2,374万 2,000円を追加いたしまして、予算総額を30億 6,997万 2,000円といたしたいものでございます。  補正予算の内容につきまして、事項別明細書によりまして申し上げます。5ページをお開きいただきたいと存じます。まず歳入でございますが、4款、繰入金では医療の増高に伴い 2,200万円の一般会計繰入金の追加でございます。  次のページに移り5款、繰越金では7万 1,000円の追加であり、6款、諸収入では 160万 1,000円の追加で、第三者納付金でございます。  次の6ページに移りまして、歳出でございますが、1款、医療諸費では 2,374万 2,000円の追加で、これは医療費及びそれに伴う審査支払手数料の増加によるものでございます。  以上で議案第14号、議案第15号の補足説明を終了させていただきます。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── ○議長(曽我辺良次君) 議案第16号 平成8年度鴨川市水道事業会計補正予算(第2号)について議案の補足説明を求めます。水道局業務課長、石井宏君。              (水道局業務課長 石井宏君登壇) ◎水道局業務課長(石井宏君) 議案第16号 平成8年度鴨川市水道事業会計補正予算(第2号)につきまして、補足説明を申し上げます。  初めに、第2条、業務予定量でございます。業務予定量の変動によりまして拡張事業費を2億 2,027万 3,000円を減額して37億 5,809万 7,000円に、建設改良事業費を 4,600万円減額して 9,635万円にそれぞれ改めたいものでございます。  第3条は収益的収入及び支出の予定額の補正でございますが、営業外収益を 915万円減額して、1億 2,127万 6,000円といたしたいものでございます。  次の2ページにまいりまして、第4条、資本的収入及び支出の予定額の補正でございます。資本的収入につきまして2億 2,417万 7,000円減額して、36億 4,636万 7,000円といたしたいものでございます。内訳は負担金の増額、国県補助金、企業債及び出資金の減額でございます。資本的支出につきましては2億 7,352万円を減額して、40億 7,365万 9,000円といたしたいものでございまして、内訳は拡張事業費、建設改良事業費及び建設中利息の減額でございます。  次に第5条、保台浄水場の建設に係る継続費の年割額の補正でございます。総額は29億 6,000万円と変更はございませんが、保台ダムの貯水状況の関係から総合試運転ができない状況でございますので、それらのものを9年度に送らせていただきたく、設定年度の変更及び年割額の変更をいたしたいものでございます。  次に、4ページになりますが、第6条の企業債の限度額の補正でございますが、限度額を3億 5,000万円減額して30億円といたしたいものでございます。  第7条、一時借入金、第8条、利益剰余金の処分でございますが、おのおのゼロといたしたいものでございます。  7ページから9ページは実施計画書、11ページは継続費に関する調書でございますので、後ほどごらんをいただきたいと思います。  恐れ入りますが、10ページをお開きいただきたいと思います。資金計画の補正でございますが、受入資金は3億 5,932万 1,000円の減額、支払資金は5億 8,390万 6,000円の減額を予定おりまして、差し引きで2億 2,458万 5,000円の追加となりまして、年度末におきまして9億 795万円の繰り越しが見込まれておるところでございます。  以上で、議案第16号の補足説明を終わらせていただきます。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── ○議長(曽我辺良次君) 議案第17号 平成8年度鴨川市国民宿舎事業会計補正予算(第1号)について、議案の補足説明を求めます。国民宿舎望洋荘支配人、山田政孝君。            (国民宿舎望洋荘支配人 山田政孝君登壇) ◎国民宿舎望洋荘支配人(山田政孝君) 議案第17号 平成8年度鴨川市国民宿舎事業会計補正予算(第1号)について、補足説明を申し上げます。  初めに、第2条の業務の予定量でございますが、年間宿泊利用者数2万 3,900人を2万 3,100人に、 3.3%減の1日平均63人とし、 800人減にしたいものでございます。年間休憩利用者数 4,500人を 4,400人、 2.2%、 100人減でございます。  次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額でございますが、まず収入でございます。第1款の事業収益を 525万 2,000円減額で、2億 764万 4,000円にいたしたいものでございます。これは営業収益でございます。  次に、支出でございますが、第1款、事業費が 454万 9,000円減額で2億25万 8,000円を見込むものでございます。これは営業費用でございます。  第4条、予算第6条に定めた経費の金額を次のように改めるものでございます。職員給与費補正予定額で 582万 2,000円減額し、1億57万 3,000円にいたしたいものでございます。  次に、3ページをお開き願いたいと思います。3ページは予算の実施計画でございます。収益的収入及び支出のうち収入でございますが、事業収益に補正予定額で 525万 2,000円の減額を予定するものでございます。この内訳といたしましては、営業収益の利用収益でございます。  次に支出でございますが、事業費用に補正予定額で 454万 9,000円の減額を予定するものでございます。この内訳は営業費用の宿舎経営費で、内訳でございますが、職員の異動に伴いますところの職員給与費の減額と備消耗品費等の増でございます。  次に、4ページをお願いいたします。4ページは資金計画の予定でございますが、受入資金といたしましては補正予定額で 962万 8,000円の追加でございます。支払資金といたしましては 239万 3,000円減額し、差し引き 1,202万 1,000円の追加をお願いいたしまして、3億 7,075万 9,000円が年度末現金の予定でございます。  5ページ以後は、給与費明細書が添付してございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。  以上で、議案第17号の補足説明を終わらせていただきます。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── ○議長(曽我辺良次君) 議案第18号 平成8年度鴨川市病院事業会計補正予算(第1号)について、議案の補足説明を求めます。国保病院事務長、鈴木勉君。              (国保病院事務長 鈴木勉君登壇) ◎国保病院事務長(鈴木勉君) 議案第18号 平成8年度鴨川市病院事業会計補正予算(第1号)につきまして、補足説明を申し上げます。  初めに、第2条の業務の予定量でございますが、年間患者数を入院で1万 4,600人に、外来で6万 6,600人にいたしたいものでございます。  次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額でございますが、収入支出それぞれ 2,546万 7,000円減額させていただきまして、10億 4,845万 8,000円に改めさせていただきたいものでございます。収入のうち医業収益を 3,198万 2,000円減額いたし、10億 2,564万 4,000円に、医業外収益を 651万 5,000円増額いたし、 2,281万 4,000円にいたしたいものでございます。その内訳は医業収益では、入院収益、外来収益の減額及び一般会計負担金の増額でございます。医業外収益では、県補助金の減額と一般会計補助金等の増額でございます。  次に支出でございますが、医業費用で 2,569万 3,000円を減額し、10億 2,581万 1,000円に減額いたしたいものでございます。その内訳といたしまして、給与費、材料費及び経費の減額でございます。医業外費用では22万 6,000円を増額し、 2,264万 7,000円といたしたいものでございます。  第4条でございますが、資本的収入を10万 4,000円減額し、 3,777万 6,000円といたしたいものでございます。これは県補助金の決定に伴います減額でございます。支出では 196万 5,000円を増額し、 6,392万 8,000円といたし、自動火災報知器の交換を行いたいものでございます。  次に第5条でございますが、議会の議決を経なければ流用できない経費のうち、職員給与費を5億 5,410万 5,000円に改めさせていただきたいものでございます。  次に第6条でございますが、たな卸資産の購入限度額を3億 4,376万 5,000円に改めさせていただきたいものでございます。  恐れ入りますが、9ページをお開きいただきたいと思います。資金計画補正でございます。  受入資金を 1,140万 3,000円減額いたしまして12億 5,945万 2,000円に、支払資金では 4,647万 5,000円減額させていただきまして11億 2,791万 1,000円といたし、差引年度末の繰越予定額は 3,507万 2,000円増の1億 3,154万 1,000円に改めたいものでございます。  10ページ以降は給与費明細書が添付してございます。後ほどごらんいただきたいと存じます。  以上で、補足説明を終わらせていただきます。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── ○議長(曽我辺良次君) 議案第19号 平成8年度鴨川市太海フラワー磯釣センター事業会計補正予算(第1号)について、議案の補足説明を求めます。太海フラワー磯釣センター所長、松本政雄君。          (太海フラワー磯釣センター所長 松本政雄君登壇) ◎太海フラワー磯釣センター所長(松本政雄君) 議案第19号 平成8年度鴨川市太海フラワー磯釣センター事業会計補正予算(第1号)について、補足説明を申し上げます。  第2条の業務の予定量でございますが、フラワーセンター利用者数37万 5,000人を35万 7,500人に、磯釣センター利用者数3万 2,000人を3万 4,700人に、駐車場利用台数8万 3,000台を8万台にいたしたいものでございます。  第3条の収益的収入及び支出の予定額でございますが、業務量の減に伴い事業収益5億 2,622万円を 2,278万 7,000円減額し、5億 343万 3,000円にしたいものでございます。内訳は、営業収益及び営業外収益でございます。  事業費でございますけど、5億 2,453万 1,000円を 2,450万 3,000円減額し、5億2万 8,000円にいたしたいものでございます。内訳は営業費用と営業外費用でございます。  恐れ入りますが、2ページをお開きいただきたいと思います。第4条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費でございますが、職員給与費1億 9,846万円を69万 7,000円減額し、1億 9,776万 3,000円にいたしたいものでございます。  第5条でございますが、予算第7条で定めたたな卸し資産の購入限度額でございますが、1億 9,240万円を1億 8,055万 7,000円に改めたいものでございます。  4ページから6ページは実施計画でございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。  7ページをお開きいただきたいと思います。資金計画でございますが、受入資金7億 1,835万 7,000円を 3,086万 1,000円減額し、6億 8,749万 6,000円に、また支払資金では5億 3,887万 7,000円を 3,347万 6,000円減額し、5億 540万 1,000円にしたいものであります。受入資金、支払資金の差し引きにより年度末繰越資金として1億 8,209万 5,000円を見込むものであります。  8ページ以降は給与費明細書が添付してございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
     以上で、議案第19号の補足説明を終わらせていただきます。 ○議長(曽我辺良次君) 10分間休憩いたします。                 午後2時01分 休憩 ─────────────────── 〇 ────────────────────                 午後2時11分 開議 ○議長(曽我辺良次君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議案第20号 平成9年度鴨川市一般会計予算について、議案の補足説明を求めます。財政課長、高橋行雄君。               (財政課長 高橋行雄君登壇) ◎財政課長(高橋行雄君) 議案第20号 平成9年度鴨川市一般会計予算の補足説明を申し上げます。  まず最初に、予算書をごらんいただきたいと存じますけれども、その総額を第1条で定めさせていただいておりまして、歳入歳出それぞれ 104億 3,741万円といたしたいものでございます。  3条では、一時借入金の限度額を5億円と定めさせていただきます。  第2条の地方債でございますが、8ページの第2表、地方債をお開きいただきたいと存じます。これは、本年度起債の発行により事業執行を予定しております19の事業と臨時税収補てん債の20の起債でございまして、その限度額を10億 1,050万円といたしまして、各事業の推進を図りたいものでございます。  なお、この臨時税収補てん債につきましては、地方消費税交付金が平成9年度実施ということで、平年ベースではまいりませんので、本年度に限りその収入不足の補てんをするための起債でございまして、平成8年度までの減税補てん債に変わるべきものでございます。  それでは、歳入に入りたいと存じますが、資料2によりまして補足をさせていただきたいと存じますので、資料2の1ページをお開きいただきたいと存じます。まず、1款、市税でございますが、35億 2,062万 3,000円で、前年度より1億 2,666万 8,000円、 3.7%の増収見込みであります。市民税につきましては、本年度より特別減税がございませんので、1億 1,980万円増の14億 7,618万 6,000円でございます。固定資産税は16億 9,166万 1,000円で微減、軽自動車税及び市たばこ税につきましては、若干の増収を見込み、特別土地保有税は微減でございます。  2款の地方譲与税は1億 7,400万円で、前年比38.9%の大幅な減でございますが、今年度から地方消費税の導入に伴い消費税譲与税が廃止をされることによるものでございます。ただし、この消費譲与税の譲与時期は7月、10月、1月、3月でございまして、うち7月譲与分が前年分精算譲与されることから、1期分として 4,400万円計上いたしまたしたが、以外の譲与税は前年と同額でございます。  次は交付金でございますが、3款の利子割交付金は 3,500万円で41.7%の減、4款、地方消費税交付金は消費税法改正に伴います本年度よりの新設交付金でございまして 9,500万円、皆でございます。  5款、6款、7款の交付金につきましては、同額もしくは微増でございます。  次に8款、地方交付税でございますが、30億円、前年比1億 2,000万円増、 4.2%増でございますが、内訳は普通交付税26億 5,000万円、特別交付税3億 5,000万円の見込みでございます。  次は10款、分担金及び負担金でございますが、3億 3,599万円、前年比25.7%の増でございます。漁港修築等の分担金と、福祉施設や保育措置費などの利用者負担金でございます。  11款、使用料及び手数料は1億 762万 3,000円で、前年比15%の増ですが、オーシャンパークの使用料の増を見込ませていただきました。  12款の国庫支出金でございますが、7億 3,021万円でございまして、前年比 3.1%の増額でございます。内訳でございますが、社会福祉や児童福祉に係る措置費、生活保護費と災害復旧費などの国庫負担金が4億 6,426万 5,000円、さらに社会福祉や水産業費、そして教育費などの各種事業に対する国庫補助金として2億 4,536万 1,000円、その他に委託金の計上でございます。  13款、県支出金では8億 1,234万円、前年比12.3%の増額計上でございますが、福祉関係の負担金 6,319万 6,000円、補助金としては民生費、衛生費、農林水産業費、土木費などの各事業に6億 9,605万 6,000円を計上し、委託金は 2,058万 4,000円でございます。  14款、財産収入は 3,411万 3,000円、15款の寄附金は 525万 4,000円でございます。  次に、16款の繰入金でございますけれども、1億22万 6,000円で前年比41.5%の減でございます。財政調整基金などの6基金からの繰り入れでございます。  17款、繰越金は2億円、18款、諸収入では 4,653万 1,000円の計上でございます。  19款にまいります。市債では10億 1,050万円の計上でございますが、前年比17.5%、2億 1,420万円の前年に引き続いての大幅な減額でございます。起債への依存割合を下げることにより、後年度負担増による財政の硬直化等を極力回避いたしたく、抑制をさせていただいたところでございます。  以上、歳入合計は 104億 3,741万円で、前年比 1.2%の増でございます。  続いて歳出に入りたいと存じますが、2ページの目的別の歳出と4ページ以降の各款ごとの主要事業説明書を合わせて、順次ごらんいただきたいと存じます。  まず2ページをごらんください。1款、議会費でございますが、2億 1,154万 8,000円でございまして、前年比2%の減でございます。  2款、総務費は14億 1,169万 6,000円でございまして、前年比11%の減でございますが、総合運動施設費を教育費の保健体育費への組み替えと南房総広域水道企業団への出資金などの減がその主因でございます。主なものにつきましては、恐れ入りますが、4ページでございますけれども、総務費につきましては経常経費が主なものでございますが、その中でも国際交流の関係と少子化対策等が主なものでございます。  また、恐れ入りますが、2ページに戻っていただきまして、3款の民生費は18億 5,366万 2,000円の計上でございますが、 0.6%と前年比微減でございます。  すいませんが、4ページへいっていただきまして、社会福祉事業につきましては、身障者、精薄者の方々の援護施設への措置委託やデイサービスなどの充実と、地域福祉活動の推進を図るとともに、市社会福祉協議会の福祉団体への補助金などでございます。老人福祉事業につきましては、5ページにかけてですが、確実に増加する老人の皆様方に対し、寝たきり、在宅を問わず、あらゆる福祉の提供とそのサービスに努めたいものでございまして、先ほどの社会福祉費4億 3,835万 7,000円、ただいまの老人福祉費には5億 1,714万 9,000円の計上でございます。  なお、この項に8年度までは結婚相談の関係で農林水産林業費に農家子弟の配偶者対策を組んでおりましたけれども、今般、市民全般にということで民生費に組み替えさせていただいておりますので、後ほど予算書の方をごらんいただきたいと存じます。  児童福祉費につきましては、昨年導入いたしました外国語保育をさらに充実させたいと存じております。  行ったり来たりで申しわけありませんが、また2ページに戻っていだたきまして、4款の衛生費では8億 9,431万 5,000円で、前年比 3.1%の増額計上でございます。申しわけありません、5ページでございますが、保健衛生関係では婦人の健康づくり、つまり骨粗しょう症の検診や通常の予防接種、そして老人と母子保健事業としての各種検診等を実施いたしたいと存じておるところでございます。環境衛生費では、家庭用小型合併処理浄化槽設置事業の補助金を引き続き実施をいたしたいと存じます。清掃費は2億 7,391万 5,000円でございますが、収集車の更新、購入と焼却施設の維持補修、そして焼却残渣の処理委託などがその内容でございます。  続きまして、2ページの方ですけども、5款、労働費は省かせていただきまして、6款、農林水産業費でございますが、11億 1,026万 1,000円、前年比 5,197万 6,000円、 4.9%の増額でございます。  まず、6ページの農業振興では、本年度よりリフレッシュビレッジ事業の新規着手、継続事業では有害鳥獣対策や農業振興のための各種補助金などでございます。  次に、農地費は4億52万 4,000円の計上でございますが、農業生産基盤の整備とその補助が主なものでございます。農道整備といたしましては、継続でございます農免道路や団体営農道整備事業の実施、引き続いての推進、それから7ページの土地改良事業では県営ほ場整備事業とかんがい排水、団体営土地改良や非補助土地改良事業などに補助をいたしまして、受益者の負担軽減と事業促進を図ってまいりいたいと存じます。  なお、保台ダム完成に伴い、その周辺水環境整備計画の実施をさせていただきたいと存じております。  また、林業関係では、補助県単治山工事と林道整備工事がございます。  水産業は2億 9,120万円ですが、水産振興では並型漁礁の設置工事や構造改造事業、各種交流事業への補助、8ページの漁港関係では市内の県営市営漁港の整備を図ってまいりいたと存じております。  続いて2ページですけれども、7款、商工費でございますが、2億 3,982万 5,000円でございまして、前年比 4.5%の減でございます。8ページの商工振興では、中小企業の振興のため大型店対策、経済変動対策や利子補給や商工団体への補助金が中心でございます。観光面では、地域活性化のイベントして定着しております。シーフェスタの開催や観光対策の補助金、そして海岸及び国道等の美化の推進、街路灯整備工事などでございます。  次は、また2ページでございますけれども、8款、土木費でございますけれども7億 6,062万 1,000円、前年比15.9%の増額計上でございます。9ページでございますが、地方財政法に基づく国県道等、県工事の負担金の計上と市道整備では4億 6,000万余りをもちまして、維持補修や改築工事などに当たりたいものでございます。  なお、本年度より多目的公益用地内の道路につきまして、県費補助事業としての採択のめどがつきましたので、太海本線改良工事として実施予定をさせていただいております。  都市計画の関係でございますが、都市下水路整備と排水路の整備、それと新規には前原下都市下水路整備にかかわる基本計画の策定等を実施をさせていただきたいと存じます。公園整備では、潮さい公園のワシントンヤシの支柱の更新等でございます。  また戻っていただきまして、9款にまいりまして消防費でございますが、5億 7,520万 7,000円で、前年比1億 131万 3,000円、15%の大幅な減額でございますが、防災無線の再整備の完了によるものでございます。10ページの消防施設の整備でございますが、防火水槽の新設や消火栓の設置、消防用の備品や消防自動車の購入などを実施させていただくほか、震災等災害対策といたしましては、かねてより地域の防災計画の見直しの策定と、それに伴います自主防災会強化用資機材の充足、非常食、災害復旧資材等の備蓄、そして耐震性貯水槽の新設や災害対策用の備蓄倉庫の建設などを行いたいと存じておるところでございます。  次に、10款の教育費でございますけれども、11億 7,064万 6,000円、1億 409万 8,000円、 9.8%、2年連続の増額計上でございます。うち小学校費は1億 9,633万 5,000円でございますが、各小学校に教育用の図書の購入や必要な備品の整備を進めますとともに、施設整備面では吉尾小学校のグラウンドフェンス改修、主基小学校のプール改築を実施をするとともに、それぞれの設備の補修等を行う予定でございます。  11ページの中学校費は2億 9,436万 5,000円でございまして、小学校費と同様に教育用図書、備品等の整備とともに、昨年より2名体制をとりました外国青年による外国語教育の一層の充実を図りたいと存じます。施設面では、その補修及び改修を進めますとともに、昨年度着工いたしました長狭中学校の大規模改造工事は本年度完了をいたすところでございます。  幼稚園は1億 9,122万 6,000円でございまして、通常の幼稚園の運営経費のほかに新規事業として幼稚園国際ふれあい事業として既に保育所では実施しておりますが、幼稚園児に対し外国人の国際理解教育の実施を本年度いたしたいと存ずるところでございます。  社会教育には1億 6,980万 9,000円の計上でございますが、図書館では図書及びAV資料の購入を、公民館は江見公民館に冷暖房設備の設置、資料館や市民ギャラリーのイベント経費、ほ場整備事業に伴う遺跡発掘調査などがその主なものでございます。  保健体育費は 9,440万 9,000円でございますが、市民参加のもと各種スポーツ行事を積極的に開催いたしたいと存じますが、今年度はプロ野球名球会によります少年野球教室が目を引く行事ではと、存じておるところでございます。  一方、施設面でございますけれども、総合運動施設等の体育施設管理運営とともに、宮庭球場の新設工事を施工いたしたいと存じます。  まとこに恐縮ですが、2ページにお戻りいただきまして、11款は災害復旧費 3,700万円の計上でございます。  12款は公債費、15億 9,645万 4,000円で、前年比10.6%の上昇でございますが、これは過去に市債として発行いたしました長期債の元金及び利子の償還に当たるものでございます。  次は13款、諸支出金でございますが、5億 5,464万 3,000円で、前年比 5.8%の減でございます。特別会計への繰出金は、5億 5,279万 2,000円で、学校給食センター特別会計1億 2,294万 3,000円、国民健康保険特別会計へ 7,973万 2,000円、老人保健特別会計へ1億 8,941万 3,000円、水道事業会計へ1億 6,070万円でございます。  基金費は、基金の利子を各基金に積み立てたいものでございます。  予備費は 2,000万円でございまして、以上、歳出合計 104億 3,741万円でございます。  なお、予算書の 186ページ以降に債務負担行為に関する調書、地方債に関する調書、並びに給与費明細書等が添付してございます。それから、資料の裏には5か年計画の推進科目ごとのそれぞれの事業と予定事業費が掲載してございますので、後ほどごらんをいただきたいと存じます。  以上、まことに駆け足で申しわけございませんでしたが、議案第20号 平成9年度鴨川市一般会計予算の補足説明を終わらせていただきます。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── ○議長(曽我辺良次君) 議案第21号 平成9年度鴨川市学校給食センター特別会計予算について、議案の補足説明を求めます。学校給食センター所長、鈴木守順君。            (学校給食センター所長 鈴木守順君登壇) ◎学校給食センター所長(鈴木守順君) 議案第21号 平成9年度鴨川市学校給食センター特別会計予算の補足説明を申し上げます。  平成9年度の予算編成に当たりましては、児童、生徒及び教職員合わせまして給食者数を 3,416人と見込み、年間給食日数を 190日と予定させていただきました。予算でございますが、第1条の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億 6,685万 4,000円といたしたいものでございます。本会計では保護者よりいただきます給食費でございますが、市長の提案理由の中で申し上げましたが、平成9年9月より値上げをさせていただきたいものでございます。現行の給食費は、平成3年4月に値上げをさせていただきましたが、給食主食物資でありますお米7円19銭、パンで平均3円91銭の値上げになっておりますが、消費税2%分が今後転嫁されてきますと、試算によれば月額小学生で 211円20銭、中学生では 227円40銭の負担増になります。現在の給食費の月額に 200円増の幼稚園、小学生月額 3,500円を 3,700円に、中学生 4,000円を 4,200円に、また1食当たり単価にいたしますと、幼稚園児、小学生は 202円から 210円に、中学生 231円から 238円にさせていただきたいものでございます。給食主食物資の価格変動もあり、献立の作成、あるいは食材料の品質選定等の段階でるる検討をしておりますが、栄養のバランス、嗜好面を考え合わせますに、平成9年度は負担額の増額をお願いしたいわけでございます。  それでは、予算の内容につきまして事項別明細書によりご説明を申し上げますので、恐れ入りますが、5ページをお開きいだたきたいと思います。歳入では、第1款の分担金及び負担金といたしまして、保護者からいただきます給食費負担金ですが、さきに申し上げましたように値上げを見ての積算で1億 4,368万 9,000円でございます。  第2款の繰入金、1億 2,294万 3,000円は、一般会計からの繰入金でございます。  第3款の繰越金ですが、20万円。第4款の諸収入が2万 2,000円、合わせまして歳入合計2億 6,685万 4,000円でございます。  次に、歳出でございますが、7ページをお開きいただきたいと思います。第1款の総務費に1億 2,306万 5,000円をお願いいたしました。その内訳といたしましては、職員費で1億 222万 1,000円で、職員17名分の給料及び職員手当、共済費等でございます。  続きまして、一般管理費で 2,084万 4,000円の主なものは、第1節の需用費で 1,562万 6,000円でございます。  次に10ページでございます。第2款の給食費で1億 4,358万 9,000円は、これはすべて給食の賄材料費でございます。  第3款の予備費といたしまして、20万円を予定させていただきました。  歳出合計2億 6,685万 4,000円でございます。  11ページに地方債に関する調書、12ページ以降に給与費明細書等が添付してございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。  なお、給食費の値上げにつきましては、去る2月の10日、学校給食センター運営委員会及び2月27日の教育委員会におきまして審議され、ご承認をいただいておりますことを申し添えまして、議案第21号の補足説明を終わらせていただきます。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── ○議長(曽我辺良次君) 議案第22号 平成9年度鴨川市国民健康保険特別会計予算について、議案第23号 平成9年度鴨川市老人保健特別会計予算について、以上2件を一括して議案の補足説明を求めます。保険年金課長、石井良廣君。              (保険年金課長 石井良廣君登壇) ◎保険年金課長(石井良廣君) 議案第22号、議案第23号につきまして、一括説明させていただきます。  まず、議案第22号 平成9年度鴨川市国民健康保険特別会計予算につきまして、補足説明を申し上げます。  国保加入世帯を 5,669世帯、前年度比1.25%の増、被保険者を1万 2,141人で、前年度比1%の減と試算いたしまして、さらに平成9年度の医療費、薬剤費等の動向を勘案して、決算見込みの約10%増として予算編成をしたところでございます。  第1条で歳入歳出予算の総額を22億 516万 5,000円とし、対前年度比約 4.5%増を見込み、予算編成をしたところでございます。  第2条では、一時借入金の最高限度額を1億円に定めるものでございます。  第3条では、歳出予算の流用の関係でございまして、保険給付費の款内流用を定めるものでございます。内容につきまして申し上げますので、予算書の7ページをお開きいただきたいと存じます。まず、歳入でございますが、1款、国民健康保険税の本年度予算額を9億 2,163万 8,000円とし、対前年度と比較して1億 2,541万 4,000円の増でございます。  2款、国庫支出金では7億 6,830万 7,000円を見込み、対前年度と比較して 4,937万円の増でございます。  次のページに移り、3款、療養給付費交付金では1億 9,172万 2,000円で、対前年度と比較して 2,159万 7,000円の減であり、これは退職者の療養費の減少に伴います交付金の減でございます。  次に4款、県支出金では、国保基盤強化対策事業に対する補助金として前年度と同額の50万円を見込んだところでございます。  5款、共同事業交付金では 2,276万 9,000円で、対前年度と比較して 259万円の増としたところでございます。  次のページの6款、財産収入では3万 1,000円で、預金利子の減少や財政調整基金の元金の減少によるものでございます。  7款の繰入金では1億 2,973万 2,000円で、対前年度と比較して 4,696万 8,000円の減となっております。その内訳といたしましては、1項の他会計繰入金では、これは一般会計から国保会計への繰入金として 7,973万 2,000円で、対前年度と比較して 303万 2,000円の増であり、2項の基金繰入金としては 5,000万円で、対前年度と比較して 5,000万円の減でございます。  次の10ページに移りまして、8款、繰越金では1億 6,761万 3,000円で、対前年度と比較して 1,226万 7,000円の減でございます。  9款、諸収入では 285万 3,000円で、対前年度と比較して50万円減といたしたところでございます。  続きまして12ページの歳出に移ります。1款、総務費では 1,586万 7,000円で、対前年度と比較いたしまして98万 4,000円の減としたところでございます。
     次に、14ページの2款、保険給付費は16億 127万 2,000円と見込みまして、前年度と比較いたしますと 4,344万 8,000円で、約 2.8%の増としたところでございます。この経費は、全体予算の72.6%を占めているわけでございます。その内訳を申し上げますと、1項の療養諸費では14億 342万 6,000円で、前年度と比較いたしますと 3,384万 6,000円の増でございます。  次のページの2項、高額療養費は1億 5,749万 6,000円で、前年度と比較いたしますと 1,070万 2,000円の増であり、3項の移送費では25万円で前年度と同額を見込み、4項の出産育児諸費では 1,650万円、16ページの5項葬祭諸費では 2,360万円で前年度と比較いたしますと 580万円の増となっております。  3款、老人保健拠出金では5億 3,929万 8,000円で、対前年度と比較して 5,502万 8,000円、約11.4%の増と著しく伸びているところでございます。  4款、共同事業拠出金では 1,874万 4,000円で、前年度と比較いたしますと 177万 2,000円の増となっております。  17ページの5款、保健事業費は 1,671万 1,000円で、対前年度と比較いたしますと 527万 6,000円の増であり、この中には診療報酬明細書が従来のB5サイズからA4サイズへの変更に伴います書庫代等々が含まれているものでございます。  次のページに移り、6款、基金積立金では3万円でございます。  7款、公債費では存目計上で 1,000円でございます。  8款、諸支出金では 324万 2,000円で、前年度と比較して50万円の増であり、9款、予備費は 1,000万円で、前年度より 900万円の減額とさせていただきました。  21ページに給与費明細書がございますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。  続きまして、議案第23号 平成9年度鴨川市老人保健特別会計予算につきまして、ご説明を申し上げます。  老人保健対象者を前年度比 4.3%増の 5,346人と推計し、1人当たりの医療費 9.5%増と見込み、予算編成したものでございます。  第1条では、歳入歳出予算総額を34億 1,494万 5,000円とし、対前年度3億 6,916万 1,000円、12.1%の増でございます。  第2条では、一時借入金の最高限度額を 5,000万円といたすものでございます。  内容につきまして事項別明細書により申し上げますので、5ページをお開きいただきたいと存じます。  まず、歳入でございますが、1款の支払基金交付金では22億 7,835万 9,000円、対前年度2億 5,926万 7,000円の増でございます。  2款の国庫支出金では7億 5,765万 4,000円で、対前年度 7,339万 6,000円の増。3款の県支出金では1億 8,941万 3,000円、対前年度 1,834万 9,000円の増でございます。  4款の繰入金では、一般会計繰り入れとして県支出金と同額でございます。  次のページにあります5款の繰越金で 1,000円。6款の諸収入では10万 5,000円でございます。  次に、8ページ歳出でございますが、1款の医療諸費で34億 1,483万 9,000円、対前年度と比較して3億 6,936万 1,000円で、約12.1%増を見込んで予算計上をしてございます。  2款の公債費は存目計上で 1,000円。3款の諸支出金も存目計上で 1,000円でございます。  4款の予備費は10万 4,000円の計上でございます。  以上で議案第22号、議案第23号の補足説明を終わらせていただきます。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── ○議長(曽我辺良次君) 議案第24号 平成9年度鴨川市水道事業会計予算について、議案の補足説明を求めます。水道局業課長、石井宏君。              (水道局業務課長 石井宏君登壇) ◎水道局業務課長(石井宏君) 議案第24号 平成9年度鴨川市水道事業会計予算につきまして、補足説明を申し上げます。  初めに第2条、業務の予定量でございますが、給水戸数1万 2,409戸、年間総給水量 427万 8,000立方メートル、1日平均給水量1万 1,721立方メートル、このように見込みをさせていただきました。  主要な建設改良事業といたしまして、拡張事業費は11億 432万 6,000円、建設改良事業費は1億 1,255万円を予定いたしております。  次に第3条、収益的収入及び支出でございます。収入でございますが、事業収益は10億 8,666万 5,000円を予定しており、内訳は水道料金を主体といたします営業収益、給水申込負担金などの営業外収益、それに特別利益となっております。  続きまして、2ページの支出でございますが、事業費は13億 4,042万 5,000円を予定いたしておりまして、内訳は動力費、人件費、減価償却費などの営業費用と企業債利息などの営業外費用、それに予備費でございます。この収益的収支でございますが、経常利益は税抜きで2億 9,974万 8,000円の赤字となるところでございます。  第4条、資本的収入及び支出でございます。資本的収入といたしまして8億 7,078万 4,000円を予定いたしており、内訳は国県補助金、企業債、負担金、出資金、固定資産売却代金となっております。資本的支出につきましては12億 9,955万 7,000円を予定いたしており、内訳は拡張事業費、建設改良事業費、企業債償還金、予備費となっております。  2ページの中ほどになりますが、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額4億 2,877万 3,000円は、過年度分損益勘定留保資金1億 8,611万 9,000円、当年度分損益勘定留保資金 124万 2,000円、減債積立金 5,222万 8,000円、建設改良積立金 6,897万 2,000円、過年度分消費税資本的収支調整額 8,796万円及び当年度分消費税資本的収支調整額 3,225万 2,000円で補てんさせていただきたいものでございます。  次に3ページの中ほどになりますが、第5条の企業債の関係でございますが、拡張事業費といたしまして、限度額3億円、利率は7%以内で、償還は据え置き期間を含み30年以内といたしたいものでございます。  恐れ入りますが、4ページをお開きいただきたいと思います。第6条、一時借入金につきまして、その借入限度額を1億円と定めたいものでございます。  第7条は、流用項目でございまして、流用できる費用は営業費用と営業外費用でございます。  第8条は、議会の議決を経なければ流用できない経費は、職員給与費と交際費でございます。  第9条は、他会計からの補助金でございまして、一般会計からの補助をお願いするものでございまして、金額は 660万 9,000円でございます。  第10条は、たな卸資産購入限度額といたしまして 2,415万 5,000円と定めたいものでございます。  7ページから18ページまでは実施計画書でございますので、後ほどごらんをいただきたいと思います。  恐れ入ります、19ページをお開きいただきたいと思います。資金計画書でございます。受入資金といたしまして30億 4,088万 7,000円、支払資金といたしまして23億 662万 5,000円を予定させていただき、差し引きまして7億 3,426万 2,000円が年度末に繰越金と見込まれておるところでございます。収益的収支は、今回の料金改定に当たりまして、改定率を抑えるため、市町村総合対策事業の補助金を見込んでおるところでございまして、市長提案理由の中にもお話し申し上げましたが、補助金の採択要件が前年度、すなわち8年度決算数値に基づくことになっておりまして、8年度決算見通しではその要件に該当いたしませんので、9年度はその補助金が入りません関係上、赤字となりますが、資金的にはただいま申し上げましたように、運用できると見込んでおるところでございます。  20ページ以降につきましては、給与費明細書等が添付してございますので、後ほどごらんをいただきたいと思います。  以上で議案第24号の補足説明を終わらせていただきます。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── ○議長(曽我辺良次君) 議案第25号 平成9年度鴨川市国民宿舎事業会計予算について、議案の補足説明を求めます。国民宿舎望洋荘支配人、山田政孝君。            (国民宿舎望洋荘支配人 山田政孝君登壇) ◎国民宿舎望洋荘支配人(山田政孝君) 議案第25号 平成9年度鴨川市国民宿舎事業会計予算の補足説明を申し上げます。  初めに、第2条、業務の予定量でございますが、年間宿泊利用者数、前年対比 0.2%、50人増の2万 3,950人に、1日平均66人とし、年間休憩利用者数は前年度と同じで 4,500人を予定いたしまた。  次に、第3条、収益的収入及び支出の予定額でございますが、まず収入といたしまして、第1款、事業収益は前年対比 0.2%増の2億 1,338万 8,000円を見込みました。その内訳でございますが、営業収益で宿泊料、食事料、酒類及び飲料、売店売り上げ等でございます。営業外収益でございますけど、これは預金利息等でございます。  次に支出でございますが、第1款、事業費といたしまして前年対比 0.7%増の2億 644万円を予定いたしまして、その内訳で営業費用でございますが、職員給与費、食事材料費、売店材料費、光熱水費、修繕費等でございます。営業外費用でございますけれども、雑費、消費税でございます。それに予備費でございます。  なお、この3条の収入支出の詳細は4ページから6ページの実施計画のとおりでございます。後ほどごらんいただきたいと思います。  次に、第4条、資本的収入及び支出の予定額でございますが、恐れ入りますが、2ページをお開き願いたいと思います。収入はございません。支出でございますが、資本的支出といたしまして 735万円を予定いたしました。これは建設改良費でございます。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額 735万円は、過年度分損益勘定留保資金 700万円及び当年度分消費税資本的収支調整額35万円で補てんするものでございます。  第5条は、流用項目でございます。営業費用と営業外費用でございます。  次に、第6条は、流用の禁止項目でございます。職員給与費の1億 478万 3,000円と交際費の40万円でございます。  次に、第7条、たな卸資産の購入限度額は 5,193万 7,000円と定めるものでございます。  恐れ入ります、7ページをお開きいただきたいと思います。7ページは資本的収入及び支出でございます。収入はございません。支出でございますが、資本的支出につきましては、予定額は 735万円で建設改良費でございます。その内訳といたしましては、広間と会議室の冷暖房工事、厨房、客室等の備品購入費 735万円予定いたすものでございます。  次に8ページお願いいたします。8ページは資金計画でございます。当年度予定受入資金といたしましては、5億 9,290万 8,000円を予定いたすものでございます。支払資金といたしましては2億 1,130万 6,000円を予定いたしました。差し引きまして3億 8,160万 2,000円が年度末に繰り越しが見込まれる予定でございます。  9ページ以後は給与費明細書等が添付してございますので、ご参考にしていただきたいと思います。  以上で議案第25号の補足説明を終わらせていただきます。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── ○議長(曽我辺良次君) 議案第26号 平成9年度鴨川市病院事業会計予算について、議案の補足説明を求めます。国保病院事務長、鈴木勉君。              (国保病院事務長 鈴木勉君登壇) ◎国保病院事務長(鈴木勉君) 議案第26号 平成9年度鴨川市病院事業会計予算につきまして、補足説明を申し上げます。  初めに、第2条の業務の予定量でございますが、入院患者数は一般病床利用率80%を見込ませていただきまして年間1万 6,060人、外来患者数では年間6万 8,208人を予定させていただきました。  次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額でございますが、収入支出それぞれ対前年度比 0.2%増の10億 7,640万円を計上させていただきました。収入では、第1項、医業収益が10億 5,917万 1,000円でございます。その内訳は、入院収益、外来収益、その他医業収益等でございます。  第2項、医業外収益は 1,722万 9,000円で、県補助金、その他医業外収益等でございます。一方、支出でございますが、第1項、医業費用が10億 4,660万円でございます。その内訳は、給与費、材料費、経費等でございます。  第2項、医業外費用は 2,980万円で、支払利息、その他医業外費用等でございます。  次に、第4条の資本的収入及び支出でございますが、収入では 338万 6,000円を計上させていただきました。これは県支出金でございます。一方、支出では 2,968万円を計上させていただき、その内訳は医療機械購入等に伴う建設改良費が 1,354万 5,000円、企業債償還金が 1,613万 5,000円でございます。資本的収入が資本的支出に対して不足する額 2,629万 4,000円は、過年度分損益勘定留保資金 2,564万 9,000円及び当年度分消費税資本的収支調整額64万 5,000円で補てんさせていただきたいものでございます。  第5条は、一時借入金の限度額でございますが、 6,000万円と定めさせていただきたいものでございます。  第6条は、流用項目でございます。医業費用と医業外費用でございます。  第7条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費でございますが、職員給与費と交際費でございます。  第8条は、たな卸資産の購入限度額でございます。3億 3,648万 5,000円と定めさせていただきたいものでございます。  恐れ入りますが、11ページをお開きいただきたいと存じます。資金計画でございますが、受入資金の当年度予定額を12億 6,643万 2,000円、支払資金では11億 2,812万円をそれぞれ予定させていただきまして、差し引き年度末繰越予定額を1億 3,831万 2,000円とさせていただきたいものでございます。  12ページ以降は給与費明細書等が添付してございますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。  以上で、補足説明を終わらせていただきます。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── ○議長(曽我辺良次君) 議案第27号 平成9年度鴨川市太海フラワー磯釣センター事業会計予算について、議案の補足説明を求めます。太海フラワー磯釣センター所長、松本政雄君。          (太海フラワー磯釣センター所長 松本政雄君登壇) ◎太海フラワー磯釣センター所長(松本政雄君) 議案第27号 平成9年度鴨川市太海フラワー磯釣センター事業会計予算について、補足説明を申し上げます。  初めに、第2条の業務の予定量でございますが、フラワーセンター利用者数37万 5,000人、磯釣センター利用者数3万 5,000人、駐車場利用台数8万 3,000台、オーシャンパーク利用者数35万 5,000人を予定させていただきました。ちなみに、オーシャンパーク利用者数の設定根拠でありますが、国道128号線交通量調査結果に基づき、予定させていただきました。  第3条の収益収入及び支出の予定額でございますが、事業収益として7億 3,563万 9,000円でございます。これはオーシャンパーク収益を算入し、見込ませていただいたところであります。内訳は、営業収益及び営業外収益でございます。  2ページをお開きいただきたいと思います。支出の事業費でございますが、7億 1,985万 6,000円でございます。内訳は営業費用、営業外費用及び予備費でございます。  次に、第4条、資本的収入及び支出の予定額でございますが、収入はございません。資本的支出といたしまして 1,450万円で、内訳は建設改良費でございます。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額 1,450万円は、過年度分損益勘定留保資金 1,381万円及び当年度分消費税資本的収支調整額69万円で補てんするものでございます。  第5条の予定支出の各項の経費の金額の流用でございますが、これは営業費用と営業外費用の流用をお願いするものであります。  第6条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費と交際費でございます。  第7条のたな卸資産の購入限度額でございますが、3億 664万 4,000円と定めさせていただきたいものでございます。  12ページをお開きいただきたいと思います。資金計画でございますが、当年度の受入資金といたしまして9億 1,473万 4,000円でございます。支払資金で7億 1,849万 8,000円を予定いたしました。差し引きまして、1億 9,623万 6,000円が年度末に繰り越しが見込まれる予定でございます。  13ページ以降は給与費明細書等が添付してございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。  以上で議案第27号の補足説明を終わらせていただきます。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── △陳情の上程・委員会付託
    ○議長(曽我辺良次君) 日程第6、陳情第9号 『児童福祉法「改正」にかかわる意見書』の提出に関する陳情書、日程第7、陳情第10号 千葉地方法務局鴨川出張所存続に関する陳情書、日程第8、陳情第11号 老人医療の入院給食費助成に関する陳情書、日程第9、陳情第12号 医療保険制度「改正」に反対する意見書提出を求める陳情書、日程第10、陳情第13号 国民の願いにこたえる公的介護保障制度の早期確立を求める陳情書、日程第11、陳情第14号 敬老自治体宣言に関する陳情書、日程第12、陳情第15号 「老人保健福祉計画」の拡充に関する陳情書、以上7件を一括議題といたします。事務局職員から陳情書の要旨を朗読させます。                  (事務職員 朗読) ○議長(曽我辺良次君) ただいま議題となっている陳情第9号は文教厚生常任委員会、陳情第10号は総務常任委員会、陳情第11号ないし第15号は文教厚生常任委員会に、会議規則第138条の規定により付託をいたします。  議事の都合により暫時休憩いたします。                 午後3時15分 休憩 ─────────────────── 〇 ────────────────────                 午後3時22分 開議 △議事日程の追加について ○議長(曽我辺良次君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  長狭地区衛生組合議会議員である山口英二君が辞職され、現在、組合議会議員が1名欠員となっております。  この際、お諮りいたします。長狭地区衛生組合議会議員に1名欠員を生じておりますので、議員欠員に伴う長狭地区衛生組合議会議員補欠選挙の件を本日の日程に追加したいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(曽我辺良次君) ご異議なしと認め、長狭地区衛生組合議会議員補欠選挙の件を本日の議事日程に追加いたします。  議事日程の変更の件についてお諮りいたします。日程第13、休会の件を日程第14に、ただいま追加することに決定いたしました長狭地区衛生組合議会議員補欠選挙の件を日程第13に変更したいと思いますが、これにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(曽我辺良次君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── △長狭地区衛生組合議会議員の補欠選挙 ○議長(曽我辺良次君) 日程第13、長狭地区衛生組合議会議員の補欠選挙を行います。  現在1名欠員を生じておりますので、長狭地区衛生組合規約第6条第2項に基づき、組合議会議員を本市議会から1名選挙するものであります。  お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(曽我辺良次君) ご異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  続いて、指名の方法についてお諮りいたします。指名の方法については議長において指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(曽我辺良次君) ご異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。長狭地区衛生組合議会議員に四宮泰雄君を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま指名いたしました四宮泰雄君を長狭地区衛生組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(曽我辺良次君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました四宮泰雄君が長狭地区衛生組合議会議員に当選されました。  ただいま、長狭地区衛生組合議会議員に当選いたしました四宮泰雄君が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。 ─────────────────── 〇 ──────────────────── △休会の件 ○議長(曽我辺良次君) 日程第14、休会の件を議題といたします。  お諮りいたします。3月11日、12日は議案審査のため休会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(曽我辺良次君) ご異議なしと認め、3月11日、12日は休会することに決しました。  なお、次の本会議は来る3月13日、午前10時から開きます。  ─────────────────── 〇 ────────────────── △散会 ○議長(曽我辺良次君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。本日はこれをもって散会したいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(曽我辺良次君) ご異議なしと認め、本日はこれをもって散会いたします。どうもご苦労さまでございました。                 午後3時26分 散会 ─────────────────── 〇 ────────────────────                 本日の会議に付した事件 1.開  会 1.開  議 1.議事日程 1.会議録署名議員の指名 1.会期の決定 1.副議長の選挙 1.四宮泰雄君就任あいさつ 1.諸般の報告 1.市長の施政方針並びに議案の上程・説明(議案第1号〜議案第27号) 1.議案の補足説明(議案第1号〜議案第27号) 1.陳情の上程・常任委員会付託(陳情第9号〜陳情第15号) 1.議事日程の追加について 1.長狭地区衛生組合議会議員の補欠選挙 1.休会の件 1.散  会...